アルファポリス文庫 蛟堂報復録７

著者名：鈴木麻純【著】/かなみ凪【イラスト】

アルファポリス（2017/11発売）

• ISBN：9784434177651

内容説明

祖父から継いだ報復屋稼業を巡り対立している辰史と丑雄。二人の争いに終止符を打つべく、ついに太郎が立ち上がった。挑むのは、孤高の異能者・三輪尊を巡る過去の予言に隠された秘密。しかし、辿り着いた真実はあまりに切なくて……。大好評天才陰陽師シリーズ第７弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mame_maki]

★★★・・・不器用な人たち。絡まる思い。ほぐれてゆくのかな？

2017/07/17

[えみちゃん]

蛟堂報復録もついに７巻となりました。今回は、関係の壊れてしまった夫婦から、お互いへの報復依頼が同時に持ち込まれる。一度は、愛し合った夫婦のはずなのに長い年月を掛け、すれ違っていく。妻は夫を憎み、殺してほしいと望む。夫はなぜ妻が浮気をして、自分を陥れようとしているのか判らない。ここまで極端ではなくても、現実世界でもいかにもありそうで怖い。ほんのちょっとの無関心。お互いを理解しようとする努力など、いくらでも考えられそうで怖い。今回は何と言っても「邯鄲の夢」でしょう。延々と続いてきた辰史と丑雄の確執。今は亡き

2013/05/28

[睦月]

毎回毎回、ほんとに丑雄の傲慢さには腹が立つ‼現実にもこういう男ってよくいるけど大嫌い‼

2013/05/05

[ううち]

第7弾。夫婦から同時に依頼を受けた「青髭」、「邯鄲の夢」 陽気な長男・秋寅が結構好き。 丑雄は融通がきかないタイプかしら。

2023/06/05

[美神レイコ]

太郎が真相を突き進めようとすると同時に、ひなが戦って負けるという、今までになかった展開だった。これから、太郎がどうやるのかが気になる。

2015/04/07