内容説明
陰陽道の天才が、本の世界へ誘い込む……。人間の心の闇へ、報復屋三輪辰史が迫る!報復する者、される者。彼らに待っているのは、天国か、地獄か――。報復にかかわる妖しく哀しい人間模様を描いた物語3編を収録。大好評シリーズ第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみきーにゃ
51
《購入》シリーズ二作目。一作目が合わなかったので読むか迷ったけども、二作目挑戦。一作目よりは楽しめたけど、辰史のキャラが好かない。比奈が活躍する怪猫騒動は楽しめたんで、やっぱり辰史のキャラが合わないのだと思う。2015/10/28
はつばあば
42
流石です。これだけ続いているんですもの辰史が嫌味な守銭奴だけでは無かったとゆうことです。人によって色々見方が違うと教えられました(^^;。皆が皆いい人である必要はありません。嫉妬に狂う事もあるでしょうし、人を貶めることも。ただ・・弱い者イジメや動物をイジメることは許されません。誰の心にも潜むジキルとハイド。辰史も比奈の前では天使ですものね2019/06/24
秋製
27
前回は業に身も魂も絡め取られていった終わり方だったのに対し、今回の話は逆の結末をを迎えていた。破滅からは逃れられても、失った物の大きさに気付き傷つき涙しても、それはもう二度とは戻らない・・・。やるせないというかいたたまれない気持ちになった巻でした。2013/03/23
ううち
25
たぶん再読。覚えているようないないような。『泣いた赤鬼』の少年たちは、人を呪わば穴二つ…でしょうか、なんだか切なかったです。『怪猫騒動』でのお皿のオチがなんともかわいい。今回あまり出番なかったけど太郎ちゃんが出てくるとなんだかホッコリする。2016/01/28
kaori
19
再読。「ジーギル博士とハイド氏」「泣いた赤鬼」「怪猫騒動」報復話しと主人公の恋愛ラブラブ話しの温度差ありすぎでしょー。2015/08/13