アルファポリス文庫 蛟堂報復録８

著者名：鈴木麻純【著】/かなみ凪【イラスト】

アルファポリス（2017/11発売）

• ISBN：9784434182037

内容説明

大人気陰陽師シリーズ、文庫化第八弾！　幼い頃に夢で知った女性に思い焦がれていた辰史は、いつか彼女と現実で出会うことを望み続けていた。そして二十年後、ようやくその女性――天月比奈と邂逅を果たす……「殺生石」。双子の兄に殺されかけた弟は、なんとか一命を取り留める。だが兄の憎悪は収まらず、なおも病院に入院している弟の命を狙い続ける……「歌う骨」。以上の２編を収録。天才陰陽師シリーズ第８弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[はつばあば]

だんだんフィナーレに近づいてきました。幼い頃から辰史の比奈への溢れんばかりの想いが切々と。それにしても双子ってこんなものなのでしょうかね。姪っ子が双子なんですが・・旅行に行くのは二人の方が気を遣わなくていいから・・なんて楽しんでいますけどね。丑雄さん、とうとうやっちゃいけない比奈さんに手を出してしまいましたね。人と言うものはわかりづらいものなんです。相手をわかっているつもりでも同情と心から理解できる・・とは別モノなんでしょうね。障碍者になってわかるんです。同情されるより歩道の段差を無くしてほしいとか(笑)

2019/07/01

[ばんび]

ラストになってる！！ おろしろい！！

2023/04/01

[mame_maki]

★★★・・・比奈さん元気になって良かった‼比奈さんが救われる事によって辰史が救われる物語。丑雄との問題は次回。太郎くんはどのように関わってくるのかな?

2017/07/18

[ううち]

第8弾。丑雄の融通のなさには多少イラッとする(笑)

2023/06/09

[ぽてぽて]

【図書館本】 ずっと気になっていた辰文と比奈の出会いのお話と、弟を疎む兄の話。 次巻でついに長かったお話もラスト！頑なまでに一個の事を事実だと思っていた丑尾と、理不尽に恨まれていた辰文。長すぎた因縁を自らが思念世界の住人になることによって決着をつける！物語の太郎のように、太郎ちゃんは最後の時に間に合うのか！？いやー気になります！円満じゃない決着を望みます！

2014/12/07