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内容説明
「週刊バイブス」の人気連載『タンポポ鉄道』が実写映画化。
原作者の八丹もお墨付きの面白い脚本が完成し、主要キャストが続々決定。
しかし作品の肝である役を演じる大御所俳優の所属事務所が
脚本の改定、キャラクターの大幅変更を求めてきた!
誰のための映像化なのか、なんのための映像化なのか…。
映画会社のプロデューサー、監督、脚本家、
興都館の映像メディア部・小野田。
作品を巡る彼らの闘いの末に出来上がった映画は…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiro
119
まずはフォントの話。漫画でも小説でもフォントが大切という話に、お仕事漫画らしく、出版関連のお仕事として書体デザイナーが登場。確かにパワポで作った会社の資料もフォントでイメージが変わる。一度フォントを変えてみようと思う。そして、最後は映像化の話。最近読んだ「書店ガール6」「作家の収支」にも映像化のことがでていた。映像化すれば別ものと考えている作家もいるようだが、読者も原作のイメージと違うキャスティングにはがっかりする。読者のことも考えてほしいと思う。その点ドラマ「重版出来!」のキャスティングは良かった。2017/10/22
oldman獺祭魚翁
77
最近本を読むのがなんとなく苦痛で停滞しているので気分転換!相変わらず元気が出るマンガだ。今回知ったのは普段読んでいる文字にそんなに様々なフォントが有るという事かなぁ? そして映像化の話も興味深い。 本来小説やコミックの実写化は好きではないのだが、どんなこともモノを造り上げるという事は大変な事なのだということは解る。いやぁ、少し元気が出てきました。2017/11/04
きむこ
55
まずはフォントのお話。パソコンの普及と共にフォントが注目させるようになり、『フォントを選ぶ』っていうのは当たり前の作業なったんだ。漫画の映画化のお話は特に興味深かった。原作派の人間は、映画化される時に大人の事情でストーリーが変わったりイメージと全く違ったキャストだったりでその世界観が台無しになりショックを受けることがとても多い。今回は出版社の映画に関わる人、脚本家、プロデューサー、監督、みんなの頑張りでいい作品ができてホント良かった♬今回も充実した内容で満足♡2017/10/12
misia
54
祝!10巻!!今回のカバーは整列して「おめでとー♪」ムード(若干1名天邪鬼!帯に隠れてて最初気づかなかったよ)。それからカバー下のイラストもかわいい。毎回ちょっとの遊び心があって面白い♪紙をぺらっとめくって探す時間がささやかな楽しみ時かな・・・。さて本編はこだわりのフォントと、映像化のあれこれ物語。どちらも興味深く楽しめた。そして中田君。うーん。真逆の大塚君の影響を受けて人との繋がりの大切さに気付いてくれるといいなぁ。2017/10/21
すい
48
確かにフォントって凄く大事だと思う。字が変われば受ける印象も変わってくるだろうし。1冊の本が出来上がるまでには、たくさんの人が関わっているっていう当たり前のことを忘れそうになる。本は、その1人1人に感謝しながら読まなくてはならないものだよなぁ~と今更ながらに実感。2017/11/27