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内容説明
安井がWEB漫画誌の編集長に…!
過去のトラウマから、誰よりも利益に対してシビアな安井。
その安井が新たなフィールドをWebに求めた。
「売れるモノしか生まれない場を作る」
「自由でなければ、Web漫画誌の意味がありません」
この宣言の下での作品募集に対し、届いた原稿の1作は以前、心ではなく安井を選んで潰されてしまった東江のものだった。
心は今度こそ東江とヒット作を作ろうと誓うが、安井がそれを許さず…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiro
84
1年に2巻のペースで単行本化されて、もう12巻。前半はWeb漫画誌立ち上げの話。これには策士安井の本領発揮して大活躍する。しかし、いくらデジタル化しても漫画家と編集者の信頼関係が大切だ。再登場した東江の担当は、もちろん安井ではなく黒沢が適任だ。後半は『ピーヴ遷移』が単行本化された後の中田伯の話。『重版出来!』では、編集者黒沢とともに漫画家中田伯の成長が、大きなテーマだと改めて思う。ドラマが終わって2年半も経つが、ドラマの出来が良かったためその影響は大きく、今でもドラマの出演者の顔が思い浮かぶ。2018/12/30
るぴん
45
レンタル。東江さん復活!いや、リベンジか?何にせよ良かった。安井さんも仕事はできるし、悪い人ではないのよね。中田くんもずっと避けてきた父親との面会を経て、飛躍するのか停滞したままなのか…。それにしても、黒沢ちゃんの仕事に対する熱意と言い訳しない姿勢、他人の良さを認めて吸収する前向きさには、毎回頭が下がる。2019/02/25
oldman獺祭魚翁
35
11と同時に読了。興都館はバイブスの安井を抜擢してウェブの本格化を図る。安井曲者ぶりを発揮して上の承認をとるが、その応募者の中にかって安井に潰された東江が……安井の取り込みを拒絶した東江は黒沢と組んで復活を目指す。一方スランプ気味の中田はDVだった父親と対面、ボケた父親にショックを受けて益々スランプになる。どうする小熊!これはやはり読むと元気が貰えるコミック。2018/12/31
nemuro
30
今回もたくさんの元気がもらえた。では、初夏の第13集をジッと待つ!2019/02/24
anne@灯れ松明の火
30
休憩室で。出版業界のリアルな状況が伝わってくる。苦しい思いをしながらも、諦めずに奮闘する作家さん、編集者さんの姿に、こちらも熱くなる。どん底を味わった東江さんの復活がうれしい! 次は中田くん! 心ちゃんも一緒にガンバレ!2019/01/04