ビッグコミックス 重版出来！（１９）

著者名：松田奈緒子【著】

小学館（2022/12発売）

• ISBN：9784098614820

内容説明

最終章！　心が新たなプロジェクトに挑む！

『重版出来！』ついに堂々の最終章！

伯は壮絶な子供時代と決別。
ついに『ピーヴ遷移』のアニメが始動する。

これまで心と二人三脚で作ってきた漫画が
世界に広がる！
「ピーヴ」が世界の共通言語になる！

そして漫画の未来を担う
新規プロジェクトが動き出し…！？

黒沢　心、感謝と歓喜と希望を胸に
最終章も駆け抜けます！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[hiro]

この19集は、フェティシズムという小ネタで始まったが、やはり気になるのは『ピーヴ遷移』のアニメ化だ。実母の問題もあり、まだまだ不安定な中田伯が心配だったが、ついにアニメが始まり、周りの助けもあり、中田伯の成長もみれて一安心。しかし、アユのバイト先に現れた怪しいストーカー？と、心配の種は尽きない。そして、出版業界で起きている漫画の世界同時配信という黒沢の夢とも重なる久しぶりの大きな話の行方が気になる。そして最後のあった20集の予告は…。

2023/07/23

[ぐうぐう]

エロをフェティッシュと置き換えることで下品なプロデュースではなく、実に正当なヒット法則へと導く第百八刷のエピソードがいい。なんとも、この漫画らしいアプローチを感じるのだ（煩悩の数と同じ回でこのエピソードを披露する松田奈緒子も好きだわぁ）。そして『ピーヴ』の世界的ヒットを受け、バイブス編集部はついにサイマル配信に挑むことになる。そこに立ちはだかる壁をクリアしていくのは、漫画愛であり、作品を、漫画家を守ろうとする編集者の、これまた愛だ。

2023/02/08

[陸抗]

ピーヴがアニメ化して、中田君の周りにも人が集まってきた。色んな人の力を借りて、ここまで来たんだと思うと感慨深い。お母さんの件はスッキリしないけど、これ以上触ると泥沼にはまりそうでそれも怖い。あゆちゃんのストーカーも、スッキリさせて欲しい。

2023/02/16

[anne＠灯れ松明の火]

休憩室で。前巻で気になっていた伯の母親問題。栗山の冷静なアドバイスが良かった。アニメ化等々、伯は、「ピーヴ」は、愛されている！　さまざま乗り越えたからこそ。良かった！　あゆちゃんのことなど、気になることが沢山あるのに、巻末の裏話に「次集で最終集」とあり、ショック！　みんな回収されるの？　出版業界の今を描く名作、もっともっと読みたいのに。

2022/12/17

[harutamano]

がんばった、頑張ったねみんなで…中田くん…。黒沢さんと一緒に泣いたよ…アユちゃんの話こう引っ張るかー！ラスト次巻！期待！！

2022/12/14