内容説明
星竜(スタードラゴン)・セインの人質となった夕香里を助けようと、魔法陣の中に飛び込んだ翔(リダーロイス)。地龍の化身・骸無の剣をふるってセインと闘うが、移動する魔法陣から放り出されてしまった! その翔を助けたのは、風龍と火龍の若い夫婦。タルスとイマラと名のった2匹は人間に姿を変え、翔をイトルの町に案内する。実はそこは翔の時代より数十年前の世界だった!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
枯伍
4
星竜の魔法陣から振り落とされ過去の時間に飛ばされたリダー。元の時間の流れに戻してもらうまでひと時をイトルの町で過ごすことになる。そこでの出会いと別れがせつない。翔の行動がすべて現在につながっているのが哀しい。しかし自由な龍の奔放さに明るさをもらえた巻でした。2018/10/22
みきのの
3
このへんは翔が過去に飛ばなきゃ彼女は死んじゃう訳で、過去に飛んだのはセインのせいで。といろいろ複雑。2018/09/10
そーらん
2
とうに滅んだ種族の名残であるといった一族の、その末裔であるアムジットの魔法センスはもしかすると、ということを考えると二作品の繋がりに、ぞくっとする。ましてや、龍の島の長老たちの決断と、龍の夫婦の決断も、この巻で語られていると知ると…。2014/07/21
kmori299
1
再読。この巻はちゃんと覚えてるなあ。改めて読むとかなりきちんと伏線はってあるのがよくわかる。2018/07/27
真維奈
1
タギの名前が出てきたー。こういう、シリーズをまたいでキャラの名前が出てくると(たとえ一文でも)嬉しいものです。 アムジットの正体はなんとなく想像がついたけど、どういう経緯がこれから明かされていくのかが楽しみ。2012/09/19