内容説明
ミズベ国の平和をとりもどした王子リダーロイス(翔)。恩になった地龍との約束を果たすため、もう一度北の国の洞窟へむかった。寿命の尽きかけてた地龍の願いは、青の宝国の旧王族で、40年前に失踪したままのファンナ・エルメラ姫へ、魔法の剣と幸運の石を届けること。石は地龍の心臓そのものなのだ。幸運の石を届ける旅に出た翔たち。だがそれをねらう者がいた…。大好評ファンタジー第2弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でんか
4
蔵書整理で再読中。この巻は、設定説明巻かもしれない。登場人物やら、世界観やら説明のし直しというか、整理というか。前巻でお世話になった地龍の遺言を叶えるために人探しに出る三人。そこでいろんな人に出会ったり、とくにリダーロイスは、色々知る感じ。冒険ものっぽくて好きです。2017/10/20
emi
4
まさかまさか、ここから龍と魔法使いにつながってるなんて…!
枯伍
3
エマとの戦いが済んで、ちょっとお使いめいた冒険譚。葡萄の印象が酷く残る。アレムのツンデレぶりが面白かった。この話の裏側で外伝「風の守護龍」が進んでいたわけですね。りゅーまとクロスオーバーするラストシーンはしんみりと。2018/10/15
みきのの
3
これ出たころって、龍と魔法使いは刊行されてなかったこと考えると、守龍世界は別にあって、作者さんはそれを受信していてるだけのような気すらしてくる時がある。 そういうのってすごいなー。シェイラがここにたどりつくまでをもう一回読み返してこなければと思う。2018/08/10
ミカ
3
再読。何年かに一度とか、ふとした時に読みたくなるシリーズの一つ。2017/07/07