月刊コミックブレイド<br> とつくにの少女(4)

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月刊コミックブレイド
とつくにの少女(4)

  • 著者名:ながべ
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • マッグガーデン(2017/10発売)
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  • ISBN:9784800007209

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内容説明

宵闇の帳にも、せめて燭光切らさぬように。 化物と少女、交わらぬはずだったふたりの数奇で美しい物語。 自らの嘘が引き起こした惨事に動揺するシーヴァ。化物と化したおばを連れ帰ってきた先生が彼女から聞いた言葉は、俄かには信じ難い事実だった……。年端もいかぬ幼い少女に課された運命の重さに苦悩する先生、その一方で外の者となったおばにも変化が───。これは朝と夜───その深い断絶の宵に佇む、ふたりの御伽話……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吉田あや

59
「おばさんが一番大好き」とシーヴァの嬉しそうな姿に、おばさんとの愉し気で親密な姿に、自分でも知らずの感情が痛みとなってせんせの中に渦巻いていくのがとても切ない。3人で過ごす時間がとても自然に見えて、このまま時間が流れてゆっくりと家族のようになってくれたら…と祈る想いも虚しく、残酷な現実がまた訪れる。それにしてもながべさんの作り出す世界観は童話のように美しく、切ない幸せが胸いっぱいに溢れては満たされる。子供の純粋な魂の愛おしさを、過剰なく伝える余白の愛情は圧巻。2018/08/29

しましまこ

21
ぎゃ~、恐い!こんな展開とは...2017/10/15

sachi

19
呪われたおばさん。シーヴァの姿が変わらないのはどうしてなのだろう。ラスト、せつない。2017/11/03

うめ

18
こぼれ落ちてゆく記憶、死よりも残酷な忘却が、モノクロの美しい絵に引き立てられる。ポエムの様な、絵本のような、やっぱり”漫画”感は無い作品。2018/10/19

ako

8
自分が必要ないと言われ胸がチクリと痛む先生。初めての感情。おばさんはシーヴァを連れて出ていってしまうのかと思った。パイ作りで小麦粉まみれになった時だけはみんな真っ白で見た目が同じだった。2017/12/11

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