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内容説明
第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門・新人賞を受賞! 萩原朔太郎作品や北原白秋作品のイメージをキャラクター化し、評論や研究でさえ言及できなかった深みを、漫画ならではの自由さで近代詩と日本の近代を描ききった快作。最新刊では主人公・朔はついに親友・犀に再会するが……!? 物語は核心に迫る詩歌俳句エンターテインメント!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
54
近代日本文学詩歌の“作品”が擬人化して物語を形創る、そこがキモ。というか忘れがちなんだが。押し寄せる戦争という悪意を(文字通り)孕んだ朔は前に進めないままさすらう。手探りで暗闇の中を、ひたすらに。そして実は全く動いていないというか。ミヨシ君と共に事態の打破を願うが、辿り着いた先は南洋の犀さんのところで・・・。意外と事態を理解できているじゃないか朔。朔が造り出した世界、朔が造り出した朔や白さんやその他大勢。地獄のような循環から世界を解放するもしないも、朔次第ってことなんだろうけれど・・・。望んでいるの?2022/06/12
ぐうぐう
21
「先日の皇紀二千六百年式典…あれは現実だったということですか」「ああやはり! 幻のように掻き消えたでしょう 夢か現かと 何度もあの日のことを語ろうとしたのです しかしうまく言葉が出てこなかった」「私もです 戻る前に一瞬 震災が見えたような」「それ以前に空襲がありませんでしたか…?」復興会議という名目で参集された詩歌俳句のキャラクター達は、戦争の記憶を思い出せないでいる。「戦の詩も精魂を傾けた我々の事業でしょう」そんな愛国詩に、作家自身は復讐される。(つづく)2019/08/17
えも
16
戦時下の愛国詩に対する嫌悪感が女性化の原因なのか? 物語は核心に迫り、謎が明らかになりつつある一方、感受性の鋭い朔くんが傷ついていくのが心配だ。2017/09/14
ぱすこ
9
決着の付け方がますますわからず。 みなさん書いてらっしゃいますが、人気投票、なぜにこうなった?2017/08/05
かやは
8
犀と、朔が、いっぱいお話をしている。それだけで私は幸せです。2017/06/25
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