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内容説明
萩原朔太郎作品をキャラクター化した「朔くん」、北原白秋作品から生まれた「白さん」、室生犀星作品から生まれた犀ら、近代の詩人歌人たちが住む□街の天上松に宿った縊死体の謎を解くため、朔くんは小説街の「龍くん」に再会する。龍くんは真相を小説家の論理力で組み立てようとする。一方、天上松に宿ったもうひとつの何かと対面した白さんは……。近代詩歌俳句闇鍋的ジェットコースター、最新9巻の発売です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
50
小説家としての分析力を持つ龍さん(芥川龍之介“の作品の象徴”)が、その才を以て事態を推察する・・・が、龍さん自身が抱えた死への願望、芥川の死を以て開花した周囲の作家たちの作品が彼を縛るのが辛い。やっと少しだけ眠れたね、龍さん。一方、朔(萩原朔太郎の作品の象徴)は、この世界の神たる事を認め、変わりつつある自分を茫洋と見詰めるのみ。もう一人の神のごとき存在・白さん(北原白秋の作品の象徴)は誰にも止められない存在になっていく。さまざまな詩人や小説家の思惑が乱れ絡み合い事態は破滅に向かっているとしか思えない。2023/04/12
ぐうぐう
21
自らをリベラルで戦争嫌いと述べるハルオは、しかし戦争が始まってしまった限りは兵隊を応援し国を守るのが務めだと説く。対し「それが普通です そして戦に敗れれば文士の戦争協力を主導したとされる貴方や際立って人気の高い戦争ものを上梓した貴方が戦犯として標的にされるのです 敗戦国の習いです 突然押し付けられた罪を抱えきれずに騙された怒りへと転嫁し自分を守る 貴方がたも私どもも普通の日本人であっただけなのに」と呟くカワバタ。場面変わって、朔と釈の対話。(つづく)2019/09/29
えも
12
この巻の主役は龍。さすがに理知的だ。そしてやっぱり死ななければならないのだろう▼急に倒れた人達と倒れなかった人達の違いって何?▼それにつけても白秋「詩歌の怪物」には納得。2018/09/23
へへろ~本舗
7
混乱、混沌2018/09/30
かやは
7
犀が・・・全然出てこない!!2018/09/27
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