悪意の死角 東京~京都殺人ライン

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悪意の死角 東京~京都殺人ライン

  • 著者名:深谷忠記
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 光文社(2017/06発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334769345

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内容説明

友人の藤堂純に会うため京都へ向かうとき、美緒は純の叔母・熊谷由季子を見かけた。その後、由季子が東京立川の自宅で殺害される。由季子は京都行きを否定していたのだが……。美緒が壮と共に真相解明に乗り出すと、今度は、かつて中学の教師だった由季子の教え子が殺される。ジキルとハイドの物語に閃きを得て、壮が死角に隠れた犯人の悪意を抉り出す。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

尾塚

7
壮と美緒の夫婦コンビと勝刑事部長のトリオ。このシリーズって37作目とか、ロングシリーズなんですね。始めて読みました。オーソドックスな話の展開でした。主人公のご夫婦は捜査にはあまり関わりを持たないんですね。まあ大学の准教授のご主人と出版社勤務の妻では当たり前なんですが。最後に准教授の推理となるんですが。ちょっとかったるいかな。もう少しスッキリとした感じがいいかな。でも安定感があって楽しめました。2015/10/28

なつき

6
久しぶりにこのシリーズを購入してビックリ。どうせまだ婚約者だろうと思っていたら結婚してたよ荘と美緒さん!覚えているのは28歳の美緒さんまでだから、間の作品も読まなければ…。結婚しても相変わらず敬語で話す荘さんにほっこりします。2015/10/06

納間田 圭

2
京都市内を北に外れ比叡山が真東に見える所まで行くと…そこが岩倉で、この事件の基点となる総合病院がある。産婦人科医師で病院長の一人娘は…東京から来た大学時代の親友に恋人を紹介した。どうも犯人は京都で仕事を終えて、東京で人を殺し、翌朝9時に岩倉に戻っている計算だ…しかも二度。動機が解らず二転三転する捜査網…15年前のいじめ事件と半年前の修学旅行食中毒事件...野心と恋心が絡み始める。それはそれなのだが…久しぶりに京都を思い出し旅行をした気分になった一冊2017/04/08

かおりん

1
この作家さんの本は初めて読んだ。シリーズもので37作目らしいが、他の話も読んでみたい。壮と美緒が謎解きをしていくが、捜一の刑事と連携して推理というところがあり得ない。もっとさらっと結末を迎えるか、ものすごいトリックがあったら良かったかも。2015/11/24

ふじさん

0
いつもと同じように安心して読めます。シリーズならではの魅力でしょうか。しかし、重要な人物の名前が数カ所で間違っていたのにはビックリ。今出ているものは修正されているのでしょうか。2015/12/07

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