内容説明
黒江壮が、婚約者・笹谷美緒を連れて山口県萩市に帰郷した。生涯忘れえぬ楽しい旅になるはずであったが、ひとりの男が萩城跡で殺されたことで事態は一変してしまう。その男は壮の親戚が経営するホテルの宿泊客だった。そして、この殺人には7年前に当時の宿泊客と駆け落ちしたホテルの長女が係わっていることが判明。さらに――!? 壮&美緒シリーズ、屈指の傑作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
野の花
4
山口県出身なので馴染みの場所を歩いてる気分で、たまにはミステリーもいいかなと思って読んでみました。今は廃止になったブルートレインあさかぜ個室が懐かしかった。2017/08/16
Ayano
0
いただいた本。美緒と壮の推理シリーズと言われてもこのシリーズが初めてなのでピンとこなかった。山口県の地名がたくさん出てくるけれど行ったことがないので情景も思い浮かべられず…。壮が数学者ということがポイントの推理なら、もうちょっとロジスティックなストーリーになってもいいんでは?と思った。登場人物がある程度限られているので読みやすかったけど、親戚関係者が多くてつながりがちょっと複雑だった気がする。2015/10/30
まる
0
なんか、推理が微妙。いつもと違って、データを基にした推理と言う感じがしない。今更人情論?2010/07/10