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内容説明
己の死をもって永久を“殺す”者、カルノ、己の生命の息吹をもって“造り出す”者、勇吹。受け取り決めてくれ、私は――…繋いだ。生きとし生けるものの世界の理を根本から揺るがした、カルノと勇吹の人王をめぐる魂の漂流、この旅の結末を見よ!! 稀代のストーリー・テラー、なるしまゆりが紡いだ、ファンタスティック・ネオ・バトル、ここに完結。
完結記念著者インタビューを収録!(紙版「ウィングス」2016年10月号付録に掲載されたインタビューと同じ内容です)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みかん@道北民
8
友人本。とうとう終わりましたねぇ…。ただ借り本ということもあると思うのですが、ゴメン、なんか良くわかんなかった(^^;)今度1巻から続けて読ませて下さい。難しいというか、もう私に読解力が無いのかしら(T_T)2017/12/19
よしざね
8
やっと終わったなぁ。結局は、人のあるがままの姿を神様の気まぐれで抜き出したような話。読み込めば読み込むほど、ちょっと意味わかんないw ってなる。この人はいつも肩透かしのような完結をするが、ある種の真実、リアリティなのかしら。2017/06/19
chie
8
ついに完結、感無量。「実際に描いたものが違った」とか、まぁ20年も経ってればね。でも一貫して「人間」を描きたかったんだろうな。カルノ・勇吹・レヴィ・ナギの4人(?)で酒盛りでもしてる後日譚でも読んでみたい。2017/06/05
えびちり
8
最終巻、感無量。ただ、ちょっと前巻くらいから観念的な話が多すぎて、ちょっと消化不良。精神世界に対する見解が強くて、内面のお話にページが裂かれているのが重かったです。話が進んでいる気がしませんでした。このラストの後のお話を、すっきりと読みたい感じがします、でも簡潔にはほっとした感じ。精神の下に肉体があるというランク付けは、じつはずっと不思議に思っていた部分だったので、言及されて少し嬉しかったり。2017/05/28
wealth
8
やっと出てくれた…!冬の発売予告からずっと待ってました。感無量です。カルノの肉体の感覚が戻ってくとことか、そういう方法があったかって。人間から外れる事前提で人間に生まれる、て結構きついですね……。最初から最後まで、人とは、てお話だったと思います。きれいに全部の問題が片付くわけじゃなく、こういう問題があるよねってほじくり返して「その中で生きてく」てのが、相変わらずのなるしまさんラストでした。最初から読み返したい。結構長い事読んできたけど、20巻いってないってのが驚きです。巻数に反して壮大な話だった!2017/05/28