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内容説明
帰る場所を失った勇吹とカルノは、九州で再会する。だが彼らの知らぬ所で二人をめぐる闇の争奪戦は始まっていた！神聖騎士団では、最高祭司・レヴィが十一年ぶりに《奇跡》を行うという。レヴィのおぞましい過去のフラッシュバック……奇跡を行うレヴィの真意とは？●第三部「パッションフラワーズ・ブルー」が衝撃のスタートを刻む！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まき
3
勇吹のショックが伝わってくる。立っていることさえやっとの勇吹がカルノの孤独を知り助けを求めるシーンがジーンときた。レヴィ様も壮絶な生い立ちだったのね。2016/05/03
みわ
2
漫喫で2016/10/16
シロビ
2
人それぞれの孤独。それがかなり生々しくて読んでいてきつい巻…。選択により、明日へ進む。がんばれ、がんばれ！！2015/09/26
ちるる
2
再読。2011/07/31
茂吉
2
パッション・フラワーズ・ブルー前編。とにかく重いなぁ。二進も三進も進めない息苦しさがある。勇吹・カルノ組もさることながらレヴィの過去話は破格。騎士団の・母の重く甘い呪縛にしろ、地下の様子にしろ、息が詰まり、心臓が鷲掴みにされる。「神霊眼」「悪魔喰い」しかり、たとえ「奇跡」であっても、他人と違うということは善きにしろ悪しきにしろ「異端」なのだということを突きつける、すげぇよ作者。2010/04/20
