花たまご情話~南蛮おたね夢料理(四)~

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花たまご情話~南蛮おたね夢料理(四)~

  • 著者名:倉阪鬼一郎
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 光文社(2017/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334774172

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内容説明

奥歯の痛みで口中医を訪ねたおたねは、風采の上がらない安斎と名乗る男と出会う。二人の子を亡くして失意のうちに生きる安斎は、夢屋の手伝いに入ることになるのだが……。大地震、大あらしに続き、安政の江戸を襲う「コロリ」と呼ばれる恐ろしい流行り病。たび重なる厄災に立ち向かい、支え合いながら生き抜こうとする人々の姿が胸を打つ、好評シリーズ第四弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まー

30
シリーズ4作目。コレラの話がメインですが、江戸時代の虫歯事情もなかなかに気になりました。虫歯はそこまで多くないのか、治療もどこまで出来るのか…。あんまり本編とは関係ないけど、気になる~。2017/05/17

29
このシリーズ、地震に嵐の次はコロリ(-_-;)ヒトが亡くなります…。負けない江戸の方々の強さって、実際そ~だったんだろうなぁ。ご先祖様方すばらしい。今作は、食べ物の印象が薄めに…。2017/06/12

メルル

27
江戸の災難はまだまだ続く。今回はコロリに悩まされ夢屋とその常連たちは奮闘する。そして悲しくも犠牲になった人々も。これでコロリが良くなるということは死因は脱水症状か。脱水症状はバカには出来ぬ。南蛮おやきは勿体無いことをした。やっぱり南蛮の食べ物は続けて商売出来ないようになっている。甘藍の使い道は無限。だんだんお客も慣れてきたかな。阿蘭陀三つ葉は慣れるまで時間がかかりそう。今だって苦手な人多いもの。花たまごはとっても可愛い。江戸の頃からこんなに可愛らしいものがあったのか。子どものお弁当に重宝しそう。2017/02/25

ううち

16
第4弾。特に続きが気になるわけではないけど表紙が可愛いのでつい買ってしまうシリーズ。抜くか祈祷しかない虫歯は恐ろしいわ。それとコロリの騒ぎでどんなお料理があったか思い出せなくなってしまった(^_^;)2017/05/30

真理そら

15
三巻を飛ばして四巻を読んでることに気づいたけどまあいいかと読み終えた。口中医やらコロリやらの騒動で料理の印象が薄めかも。やっぱりキャベツは焼き飯に入れたのか。油でいためるとおいしいもんね。おたねさんが口中医に行く場面で口中医桂助のところに行くかと思った。あれは和田はつ子さんのシリーズなのにw2017/11/19

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