内容説明
疫病コロリ、大火……災厄続きだった安政五年が終わり、夢屋にも笑みが戻り始めていた。そんな折り、おたねに届いた依頼は――。下田に入港した米国軍艦の乗組員の若者が重い病にかかっている。彼のため、故郷の料理を再現してやってくれないかというのだ。異人の扱いに戸惑いながらも、次第に深い情を寄せる夢屋の面々。おたねの献身が胸を打つ好評シリーズ第五弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆみねこ
71
病院図書室の本。倉阪鬼一郎さん、初読み。重い病に倒れた米国人青年・トマス。故郷の母の味を再現するために奮闘する夢屋の面々。悲しいお話だが、英語の表現が面白く和みました。2021/04/05
まー
29
なんだかだんだんお話に入り込めなくなってきてしまった…。トマスさんの故郷の味、再現かなってよかったです。2017/12/09
真理そら
25
悲しいお話なのに「醤油をあげん」「鮎、桶?」「…橇」などに気を取られて、あまりしんみりした気分にならなかった。2018/08/21
メルル
25
下田に米国軍艦現る。新しい南蛮野菜の調理方法に苦労させられている中、軍艦の乗組員が重病になり、みんなで必死の看病を行う。歴史上、有名なあの方の登場もあり。英語の勉強に精を出す。英語が日本語に聞こえるらしい。「鮎、桶」には、笑った。この話には不幸が付き纏う。もうちょっとほっとするような終わりでもいいのに、泣かせたいのかしら。2017/08/15
み
23
今作も悲しいお話しが…。それと新たな偉人も登場しました、が、庶民の暮らしを描いていただいた方が好みだな、このシリーズは^^;生焼けのハンバーグで、自分の失敗したハンバーグを思い出しました(>_<)2018/03/06
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