昭和二十年第5巻 女学生の勤労動員と学童疎開

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昭和二十年第5巻 女学生の勤労動員と学童疎開

  • 著者名:鳥居民
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 草思社(2017/01発売)
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  • ISBN:9784794221360

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内容説明

4月15日、本来なら入学式で賑わう学校はいま静かである。
高等女学校の生徒たちは工場の勤労動員で忙しく、国民学校の学童たちは疎開先の地方の村にいる。
女生徒たちが造っているのは風船爆弾だ。
陸海軍は苦し紛れの決戦兵器、特殊兵器の開発に夢中である。
国内の臨戦体制と空襲下の少年少女たちの日常を描く第5巻。
沖縄戦はなお続き、本土上陸も噂される。
ナチス・ドイツの崩壊も近い。
日本はどうなるのか。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しびぞう

2
ひょっとしたら、我が国は現在、戦時下なのではないかと本書を読んで思った。タイトルどおり戦時中に働いた女学生の話が中心だったのだが、働く女性の年齢が違うだけで、似たような状況になっていると思った。女性も能力を発揮できる社会というのは悪いことではないが、それは甘言ではなかろうかと疑う気持ちを抑えられない。逆に、今、本当にそのくらいの危機の中に我が国はいるのだと、覚悟をしたほうがいいのかもしれない。2016/04/19

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