昭和二十年第1巻 重臣たちの動き

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昭和二十年第1巻 重臣たちの動き

  • 著者名:鳥居民
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 草思社(2017/01発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784794220967

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内容説明

昭和二十年から七〇年。
いまなお続く敗戦の傷跡とはどのようなものだったのか。本シリーズは、公文書から私家版の記録、個人日誌にいたる膨大な資料を縦横に駆使して、昭和二十年の一年間の日本を、時間の推移に従って描いた壮大なノンフィクションである。
著者急逝により未完に終わった(第十四巻執筆の途中で急逝)が、すでに刊行時から、丸谷才一氏、井上ひさし氏、立花隆氏はじめ多くの識者から高く評価されてきた。今回、待望の文庫化によってシリーズ全巻を刊行。
1月、米軍はフィリピンを進撃中であり、本土は B29の空襲にさらされ、日本の運命は風前の灯にあった。
近衛、木戸、東条はこの正月をどう迎え、戦況をどう考えたか。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Masakazu Fujino

1
抜群に面白い。昭和二十年の一年を様々な史料を駆使して追っていく、著者急逝のため未完の超大作の第1巻。この巻では1月1日から2月上旬までを追いながら、その間の東條英機、木戸、近衛の動きを過去にも遡りつつ丁寧に考察する。新体制運動の意味や、当時の陸軍、海軍、政界などの様々な人々の動きが、詳しく考察されている。改めて初めて知ることと、眼から鱗が落ちる指摘にびっくり。2016/02/28

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