- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
【無料試し読み閲覧期間2024/4/12~2024/5/5】
何者かによって“球”がこの地上に投げ入れられた。その球体は、情報を収集するために機能し、姿をあらゆるものに変化させられる。死さえも超越するその謎の存在はある日、少年と出会い、そして別れる。光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ……刺激に満ちたこの世界を彷徨う永遠の旅が始まった。これは自分を獲得していく物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
282
何にでも姿を変えられる謎の白い球体が狼や人間に姿を変えながらこの世界に暮らす人々と交流していく物語なのだが、まだまだ序盤といった感じで、おそらく2巻目以降から本格的な道筋が示されていくのだろうと思われる。というより、著者の大今良時氏は『聲の形』の人だとは知っていたが、『マルドゥック・スクランブル』のコミック版を書いている人だったのは全然気づかなかったぞ。道理で見たことのあるような絵柄だったはずだ。そして、おもしろい、、が、続きも買うかは悩ましい。2017/02/20
yoshida
192
「聲の形」で知った大今良時さんの新作。始まりは天から投げ入れられた一つの「球」。「球」はあらゆるものの姿を写しとり変化できる。「球」は岩になり苔になり、オオカミになった。極寒の地で少年と出会い、オオカミから少年の姿となる。「球」は再生機能があり死は状態変化でしかない。いつしかアイヌに似たニナンナ地方に着く。そこにはヤノメ人による理不尽な生贄の風習がある。生贄とされたマーチは「球」と出逢い物語は始動する。魅力的な世界観と「球」の設定。そして圧倒的なラストの引き。一度読むとタイトルの意味も理解出来る。期待大。2017/03/26
眠る山猫屋
87
絵が巧いのか、どうなのか。内容はかなり興味深い。何処からか送られてきた、地上をリサーチする存在。それが犬から少年へ、コピーした相手が死ぬ度に記憶し、記録してゆく。遠くへ行きたかった少年の遺志を継ぐように。出会った少女・マーチの生きていたいという心に感応して物語が動き出す。しかし寂しい笑顔を上手に描くひとだなぁ。追いかけます。2017/06/13
くりり
84
献本23/88。一つの「球」から始まった生命と死の話。不死じゃなくて不滅みたいな彼?は、狼がお気に入り。2017/10/05
あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(≧▽≦)
67
再読。やっぱ怖いから続きは読まない(¯―¯٥)2020/03/11