ぽにきゃんBOOKS<br> 宝石吐きのおんなのこ ~ちいさな宝石店のすこし不思議な日常~

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宝石吐きのおんなのこ ~ちいさな宝石店のすこし不思議な日常~

  • 著者名:なみあと/
  • 価格 ¥418(本体¥380)
  • ポニーキャニオン(2017/01発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784865291322

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内容説明

大陸東部の穏やかな街、リアフィアット市。
そんな街の片隅に、店員二名の小さな宝石店があった。――『スプートニク宝石店(ジュエリー・スプートニク)』。

従業員のクリューは、どこか言動の幼い、よく笑いよく怒る、栗色の髪の女の子。
一方、店主のスプートニクは、嫌みっぽく口の悪い、そのくせ外見だけは無駄に良い意地悪な青年。
そんなふたりが営む宝石店では、今日も穏やかに、賑やかに時間が過ぎていく。
しかし、クリューにはある不思議な体質があった…――「宝石を吐きだす」体質。それはふたりだけの秘密。

この体質のせいなのか、ふたりの日常は、ゴロツキやら警察局や魔法少女やら魔女協会やら…
なんだか不思議な出来事に巻き込まれていく…。

宝石に愛された少女の、甘くて淡い、ファンタジーノベル開演。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

60
クリューの語源はcreate:想像する、もしくはエクリュ:生成するから貰ってきたのかな。と最初に思って、ついでにスプートニクって偶に聞くけどどんな意味かなとついでに調べてみたら、語源はロシア語で「同行者、旅の道づれ」だそうでまあ胡散臭い!ただの流れの宝石商ではないですね。どう考えても。だけど願わくば二人が互いの人生の同行者となりますように。クリューがほにゃーっとしたはわわっとなったりわたわたしたりと小さな動物眺めているみたいな気分になります。あとなぎタンが面白かったんだけど、この人ももう一裏二裏ありそう。2017/05/31

まりも

47
店員二人の小さな宝石店の店主スプートニクと「宝石を吐き出す」体質を持つ従業員の少女クリューのちょっと不思議な日常を描いた物語。クリューを子供扱いしながらも、彼女の事を誰よりも大切にしているスプートニクと彼の言動に怒りながらも一緒に過ごせるだけで幸せな笑顔になれるクリューのほんわかした日常は微笑ましく、読んでいて癒されました。二人の距離感が絶妙ですね。物語の雰囲気も優しく穏やかな気持ちになれる素敵な1冊です。ぽにきゃんBOOKSは時々こういった良作を出してくるから侮れんな。続編あってもいいのよ。2015/05/03

よっち

46
宝石店を営む店主スプートニクと宝石吐きの少女・クリューが、彼女の体質もあっていろいろ不思議な出来事に巻き込まれていく物語。クリューは奴隷のような毎日から自分を助けだしてくれたスプートニクを慕うものの、子供扱いされたり意地悪だったり、不用意な言動も多くてぷりぷりする毎日。でもそんな彼も彼女の危機には何を置いても最優先で奔走するんですよね。ちょっとしたやりとりに幸せを感じるクリューがとても可愛くて、恋人でも保護者でもないそんな二人のお互いを大切に思うほんわかした距離感や、物語の雰囲気がとてもいいと思いました。2015/05/02

coco

30
宝石を吐く体質の女の子と彼女を保護することになった宝石商の物語。痛々しい描写があったり、次々ピンチが訪れるものの、どこかゆるい雰囲気を纏っていて、安心して読める。違う意味でちょっと驚きの展開になったりしたけど、コメディタッチで読みやすかった。謎だらけなので、続編出たら読みたいけど出るのかな?2015/06/18

ランタン

29
web版既読。 クリューほんとかわいい。2016/06/09

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