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内容説明
「少女クラブ」1953年1月号より、
手塚治虫は『リボンの騎士』の連載をはじめる。
その当時、上田としこは売れっ子漫画家として多数の締め切りを抱え
多忙をきわめていた。
戦後復興の渦中、時代は猛烈な速度で進んでいたが、
それよりもっと速いスピードで漫画も変わろうとしていた。
上田としこは重大な岐路に立っていた。
「女」を選ぶか「漫画」を選ぶか。
上田としこはついに、ある「漫画」を産む。
作品は『フイチンさん』。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふわりん
6
やっぱりな〜、上田としこさんに結婚は合わないと思ってた。漫画を描くことだけが人生の人だもの、仕方ない。これまではかなり自己中心的な性格に見えてたけど結婚相手には我慢強かった、でも終わってしまった。さぁここからはますます上田としこのバイタリティ全開の時期に突入!いよいよフイチンさんの登場になる。楽しみだなぁ。それにしても漫画家ってアイデアを練り漫画を描いて締め切りに間に合わせる、そんな爆弾を抱えて描き続けてるのになりたい人が山ほど居る。まぁだから私たちは楽しい漫画がたくさん読めるんだけど。2020/05/21
ツキノ
6
待ってましたの8巻。壮絶。そしてフイチンさん登場。田村セツコもわたなべまさこも子どもの頃から知っている。デビュー秘話がわかるのはうれしい。としこさんが死んでしまうのではないかと心配してウィキぺディアで調べてしまった。大往生されていてひと安心。2016/08/30
ぴっちゃん
4
(敬称略で)関谷と別れますます漫画家として邁進するとし子。ついに「ふいちんさん」が誕生する。関谷は今更「彼女を幸せにしていない」と気づいても遅い。わぁ!田村セツコ&わたなべまさこが新人として出てきた!さらに弟が経営するレストランの新開店祝に集ってくる漫画家が豪華!2023/06/18
鈴木誠二
4
関谷と。としこの別の一面をキッチリ描く公平な視点!「お母さん。関谷のおじちゃんは悪い人じゃないよ。」「としこおばちゃんは普段はとても優しいけど…機嫌を悪くするととてつもなく怖いんだよ。」2016/09/03
糸文
3
★★★★☆2023/07/05