角川文庫 わが家は祇園の拝み屋さん３ 秘密の調べと狐の金平糖

著者名：望月麻衣【著者】

KADOKAWA（2016/09発売）

• ISBN：9784041044667

内容説明

京都祇園の祖母の家から高校に通い始めた小春。愛衣という新しい友人もでき、自分の不思議な力を人のために使っていきたいと、小春はある決心をする。そんな時に恋心を抱く大学生・澪人が下宿人としてやって来て!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[カメ吉]

今回もはんなりとした京都らしさたっぷりな作品でした。宗次郎と澪人も何か仲良くなって一段とチームっぽくなってきた感じ。小春と澪人の関係は相変わらずで焦れったいですが、『三善朔也』なる胡散臭い新キャラが登場してちょっと三角関係？的な感じになるんかな？でもまた新年早々に続編がでるみたいなんで楽しみです。この作者はいいペースで『ホームズ』シリーズとこのシリーズを出して下さるのですごく好感がもてます。

2016/09/26

[machi☺︎︎゛]

3作目となる今回は学園祭から。季節もちょうど今くらいの11月。特殊な力を受け入れて拝み屋になる決意をした小春。それを聞いた澪人は小春の指南役になってくれる事に。澪人に恋心を抱く小春は修行どころではないのでは⁈⁈拝み屋として少し先走ってしまう小春を祖母の吉乃や叔父の宗次郎、澪人が優しく見守ってくれる優しい3作目だった。

2020/10/30

[スズ]

祖母のような拝み屋になる事を決意した小春が修行をしたり、文化祭の催しで甘味処をやったり、祖母の学生時代の思い出を知ったり、可愛らしい管狐と出会ったり、秋の京都を舞台に、小春が様々な想いに出会っていく様子が丁寧に描かれていました。友人となった愛衣や澪人と過ごす時間が増えた小春が幸せそうで安心。宗次朗さんの和菓子も相変わらず美味しそうで、大福餅串団子は私も食べたい。『さくら庵』に宗次朗の和菓子目当ての客が増えた事に対抗して、新作商品を作り出す吉乃さんや、小春に貰った万華鏡に大喜びする管狐が可愛らしかったです。

2016/11/29

[ゆみきーにゃ]

シリーズ三作目。今回もすっごく面白かった。小春の成長をみんなで見守ってる様子に感動。色々気になる展開になってきたので次巻も絶対読む！

2020/02/05

[悠]

本当に面白い。京都…本当に今でも不思議なことが起こっていそうな…妄想が止まらない笑

2024/07/02