ビッグコミックス<br> 第3のギデオン(3)

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ビッグコミックス
第3のギデオン(3)

  • 著者名:乃木坂太郎【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 小学館(2016/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784091877192

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内容説明

王子を暗殺するため、
ベルサイユ宮殿に侵入したジョルジュ。
そこにいたのは、王妃マリー・アントワネット。
身を挺して我が子を守ろうとするアントワネット。
思わぬ抵抗に手こずるジョルジュ。
そこにルイ16世が現れ、
ジョルジュはついに、国王と対峙する。
もう後戻りできないジョルジュ。
正義と悪が結託し、愛と憎悪が混じり合う。
そして革命へ!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

24
破天荒としか表現しようがないマリー・アントワネット。でも考えてみればギデオンが評したように14歳で王妃になったんだよな・・・。ジョルジュさえ魅了しかけたその天性、素敵です。王弟一派も人間臭く、ギデオンがやむを得ずとはいえ協力するのも仕方ないか。でもギロチンはダメ。王さまは立派な方だが、それだけでは傾いた国は支えられない。だが、傾いた国は簡単な嘘に踊らされて、あっけなく崩れてゆく・・・。2017/10/02

フカミ

13
集合意識の操作による悪意の想像は現代に置き換えて感じることが出来る。マリー・アントワネットととルイ16世の真の姿に迫ろうとする作者の試みは大成功じゃないでしょうか。早々に最大のトランプを切りに来てびっくりでしたが実はもっと大きい仕掛けがあるのかもと期待もしたりする。歴史的に観たらまだまだ序の口、これからでしょ!2018/02/11

トラシショウ。

13
積読消化。娘・ソランジュが全国指名手配されたジョルジュと行動を共にしている事に気を揉みながらも、三部会選挙出馬に向けて動かざるを得ないギデオン。ジョルジュの動向を追う中で王宮に入った彼が出逢うのは、王妃マリー・アントワネットと国王ルイ16世。ジョルジュ達の暗躍により最早爆発寸前にまで膨れ上がる民衆の不満と怒りは、今にもフランス全土を覆わんとしていた。もう一人の主人公と言えそうな程の紙幅を採って描かれる、マリーとルイ16世の斬新なイメージにより覆されるのが何より印象的。運命の時は近い(以下コメ欄に余談)。2016/09/17

しぇん

11
相変わらず面白い。アントワネットに続きルイ16世も登場。子供を守るパワーファイターでかっこよすぎでした。アントワネットもジョルジュの天敵のようなキャラクターになっていて面白いですね。ジョルジュの暴走も止まらず、悪意の伝播が悪化してきており、フランス革命も近付いてきていて続きも楽しみです。後、ロベスピエールもキャラが変わる所が来るはずですが、その時が恐ろしいです。2016/08/11

カモミール

9
今までルイ16世とアントワネットの出てくるお話をいろいろ読んできた中で、一番この2人が好きかもしれません。アントワネットの無邪気さは全然鼻につかない。贅沢を好まず、子を愛する母親像が色濃く出ています。ルイ16世もどっしりしていて嘘を見抜く力を持っているというところが凄く魅力的です。世間の噂に惑わされず、2人の真実を見抜くギデオン。ジョルジュとどんどん方向性が違っていきます。そんなジョルジュについていくソランジュ。ますますこの先が楽しみです。2016/08/27

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