内容説明
銭奴戦国武将・岡左内と、オタク高校生・岡雅晴の魂を併せ持った少年――バルド・コルネリアス。多大な功績を挙げて南国から帰還したバルドは、アントリム子爵に陞爵し、初の領土を与えられる。しかしアントリムは、三方を仇敵ハウレリア王国に囲まれ、戦争が始まれば真っ先に戦場と化す危険極まりない死地だった。誰もが不安に陥るなか、バルドは雅晴の現代知識を総動員。近代的要塞建築、産業革命を断行し、一大戦略拠点を築き上げる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すがやん
23
領地をもったので内政チートに突入。展開早いけど面白い。今回、密偵の部分が特に面白かった。ただ、政治を知らない少年が、裏を読んで先に動きまくるのにちょっと違和感。せめて前世の厨二君が30代とかならねぇ。それにハーレムはもう結構!次のアントリムでの戦略は楽しみだ。2017/01/31
こも 旧柏バカ一代
16
領地を得て、領地経営のために新たな家臣を雇ったら婚約者が増えた、、、ドSな、、、あと、シルクに義理の姉が出来た。2019/11/03
TAMA
9
つまりシルク絶望編なんだな。お母様の脅迫もなかなか。妹楽しみだね。自分の領地だからやり放題の知識チートも密偵退治とコミですな。防ぎきれなかったスパイの結果がどう描かれるのか楽しみです2018/04/15
nawade
5
★★★☆☆ 仇敵ハウレリア王国との戦争への序章たるアントリム赴任編。王様もバルドを取り立てようとするのはいいけど、ちゃんとフォローしてやれよ。普通は喜ぶどころか恨みを買うよ。ベルギー産ビールはバラエティに飛んでて美味しいよね。2015/04/02
ぺぱごじら
3
ツンデレ母の心配と怒りの嵐は収まる所を知らず…。一巻で刺客を送り込んできた仇敵の国と永年に亘る戦争の種となった必争の地アンファンに領地を得た主人公バルドは敵国と、自国に蔓延る潜在的な敵とを相手に戦う準備を余儀なくされる。この辺りの政治的な駆け引きは、チートも効かない才覚の技で、興味深く読ませていただきました。2021-112021/02/25