内容説明
守銭奴戦国武将・岡左内と、オタク高校生・岡雅晴の魂を併せ持った少年――バルド・コルネリアス。初の領地であるアントリムの防備をバルドが着々と強化するなか、仇敵ハウレリア王国はついに挙兵し、ここに「第二次アントリム戦役」が勃発する。迫りくるハウレリアの軍勢は自軍の十倍以上……バルドは仲間たちと共に、鉄条網や塹壕を用いた近代戦術、科学知識を応用した榴弾や火炎放射器を駆使して、決死の防衛戦に臨むが――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
18
1,300vs50,000の戦い。退路は隣の領主が崖崩れさせて潰されて撤退不可能。普通なら蹂躙されて終わるが。 有刺鉄線に火炎放射器、黒色火薬に水攻め。最後は地滑り。妊娠中の母親の乱入。それで何とか生き残る事が出来たが、、、 最後に母親が産気づいた。2019/11/04
すがやん
18
政治・陰謀・前世知識を活用した戦争など、4、5巻から、段々とシリアス路線に。前半のハーレムチートコメディを求めてた人は離れるかもしれないが、戦記好きの私はこちらの方向の方が好みだ。ぐっと面白くなって、続きが気になる。2017/02/02
eucalmelon
4
アントリムの戦い、バルトの力を見せつける場ではあるが厳しすぎるかも。まさか妊娠中のマゴットまでやってくるとは…。マゴットを攻撃するなんて穴あきバケツに水を注ぐようなもの、と思っていたらやはりいつもと違う・・魔力が、体力が・・。倒れてしまったマゴット、大丈夫か?あなたが死んだら面白くないじゃない、ちゃんと復活してね!2017/04/17
ぺぱごじら
3
バルドの魂の中に棲む武将の血が騒ぐ。だけどこの戦いの主は誰なのか。三つの魂の葛藤と共に、地獄絵図は開帳する。銀光の出現は予想通り過ぎて失笑しますが、侯爵の出番はなかなか練られた伏線回収。あまりこういう斜に構えた読み方は良くないので、これからは素直に読もう。2021-122021/02/25
爺
3
感想は後の巻でまとめて。2019/05/21