内容説明
戦前と戦後はひとつながりの歴史であって、決して切り離すことなどできない。GHQ焚書に呪縛された戦後的価値観から脱却し、いまこそ歴史の連続性を取り戻せ。戦前の「国体」論は、戦後の「日本人」論に直結する思想問題だった。「焚書図書」が炙り出す昭和十年代の言論戦。好評シリーズ第4弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Z
4
この刊は、国体明徴運動の流れに属する本を読み返すという本。対外関係はあまり出てこないので、著者の保守思想家としての顔よりも研究者としての職業倫理を反映した内容でそれほどイデオロギーに満ちてない。あまり取り上げられない歴史なので、かなり貴重な本。対外戦争をするなかで日本が守るべき大義なり軸を明確化していく運動が高揚した。保守思想とはプレモダンの心性を尊重することなのだろうか。取り上げられた著作郡は、紀記=神話に依拠した論理展開でそれはそれでかなり読ませるものがある。丸山真男の、生む、成る、作るという概念を用2016/01/21
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