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内容説明
長嶋監督・・・俺のことも見てください!
ドラフト外で巨人軍に入団することになった西本聖。
晴れの舞台となる入団会見の日を迎えるも、長嶋茂雄新監督をはじめ周囲の視線は、高校野球界のプリンスにしてドラフト1位の定岡正二に集中する。
入団後、練習でアピールを試みる西本だったが、やはり注目する者は皆無だった。
「長嶋監督・・・定岡ばかりじゃなく俺のことも見てください・・・!!」
西本の心に沸々と湧く雑草魂・・・試練の日々が始まる!!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
27
定岡が主人公というか仲間入れてやればよかったのに。近鉄行きたくないから引退するとか。しかし、入った経緯みるとそこまでジャイアンツってわけでもないし、よく考えれば定岡3兄弟みんなプロ入りしたよな、たしか。江川のカゲが薄いです。2017/11/24
ライアン
9
江川と西本、でなくて定岡と西本になっておるよ(笑)。西本のこういうエピソードはらしくていいなあ。でもこれどこまで本当の話なのかな、と思ったら巻末の定岡さんの話だとリアルな話が多いみたいだね。そろそろ江川さんの話も!2016/07/09
またおやぢ
7
関西にある球団(阪神ともいいます)のファンにとっちゃあ、憎き敵球団の物語ではあるのだが、西本のあの独特なピッチングフォームと一匹狼ぶり、そしてえぐいシュートは好感を持っていた。そうか...あのアウトローぶりは入団当時にルーツがあったのだねぇ~と感嘆しきりのシリーズ第3巻。王、張本が現役選手として登場するあたりも時代を感じる一冊。2016/04/28
うえちゃん67
2
アラフィフ世代から上の人たちは、あのころのエース争いをして張り合っていた江川と西本(と定岡)の巨人の投手陣のすごさが、思い出されて胸が熱くなる。この漫画を読むと、特に「変人」扱いされていた西本の負けん気と努力に、強く肩入れしてしまう。何年か前にTBSが制作した2人を題材としたドキュメンタリーだか映画(あとマラソンの有森さんと松野さんのバトルも題材にしていた)を見逃してしまったのが、 非常に悔やまれる。いずれにしろ、あの時代を体験している人にとっては、非常に面白い。次の刊が出るのが待ち遠しい。2016/04/29
かやま
2
江川がまるで出てこない。だからというわけじゃないけど、前巻あたりで感じていた入り込めなさが嘘のように消えていて、とても楽しく読めた。2016/04/10