内容説明
晴れて女絵師のお郁と夫婦になった寿屋栄次郎の様子が思わしくない。町医者によれば、膵炎で食餌療法が必要とのこと。だが、お郁は家事一切がからきし駄目な女。そこで、ひぐらし店の女衆が助っ人を申し出た。折しも、お郁は江戸月見八景を依頼され、せっつく版元に三日で仕上げると啖呵を切る。栄次郎はお郁を、お郁は栄次郎を、周囲の住人は二人を気にかける中、出来上がった絵は……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ううち
11
第5弾。前巻からだいぶ間が空いてしまったけど、サラサラっと読めました。『立場茶屋おりき』シリーズと似ていますが、お料理は庶民派で優しい。こちらは沸点が低い人が多いけど、すぐに反省してさらりと謝るし、周りの皆もサッパリしていて良い人たちばかり。今回は卵がメイン。表題の『うつし花』ではお糸さんと乳母役のお時さんが切なかった。表紙を見てまた切なくなる。翔太さんが今後支えになってくれたら良いな。2016/04/20
izw
9
お蝠のおかんヶ茶屋に集まる客には、暗い過去を背負う者もいるが、皆人情味にあふれ、気のいい人たちである。問題も助け合いながら解決していく姿に涙ぐむこともしばしばで、読み続けたいシリーズである。第5巻だが、昨年7月発行ですでに1年2ヶ月経つ。発行間隔が3、6、8、10ヶ月と徐々に延びていることや、年2,3回ペースで発行されている立場茶屋おりきも5巻と6巻の間が1年2ヶ月空いていることを考えると、次の巻がそろそろ出るかなと思っていたら、9/4 に「雪まろげ」という次巻が発行されたようだ。読まねば、、、2015/09/05
たーくん
6
心とお腹があたたまるお料理人情物語の好評第5弾。晴れて女絵師のお郁と夫婦になった寿屋栄次郎の様子が思わしくない。町医者によれば、膵炎で食餌療法が必要とのこと。だが、お郁は家事一切がからきし駄目な女。そこで、ひぐらし店の女衆が助っ人を申し出た。折しも、お郁は江戸月見八景を依頼され、せっつく版元に三日で仕上げると啖呵を切ってしまう。栄次郎はお郁を、お郁は栄次郎を、周囲の住人は二人に想いを寄せる中、出来上がった絵は……。2020/02/16
オレンジ。
6
読んでいるうちに、前回の内容や登場人物を思い出してきた。おかんの作る料理は相変わらず美味しそうだ。「うつし花」は次回に解決をみるのかな。興味も内容も薄れてしまいそうだ。玉子ふわふわを食べてみたいな。2015/03/29
ふみえ
6
「水臭いじゃないか」って久しく聞かないし、自分でも言わないし思いもしなかった。みんな良い人過ぎて嘘臭い感じもするけど、節度のある助け合いだから我慢できる。美味しいご飯は人を優しくするものだな。2014/07/14




