徳間文庫<br> 夢草紙人情おかんヶ茶屋 優しい嘘

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徳間文庫
夢草紙人情おかんヶ茶屋 優しい嘘

  • 著者名:今井絵美子【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 徳間書店(2016/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198941529

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内容説明

おかんヶ茶屋で浪人の兵庫助が飲んでいると、芸者の駒乃がやってきた。二人は夫婦の形こそ取っていないものの、ともにかけがえのない存在。駒乃は連れてきた同年配の女の話を聞いてくれと頼み込む。女は駒乃と同じ芸者だったが、七年前、仕事一筋の職人に嫁いでいた。一昨日、かつての馴染客と出会(でくわ)し、芝居見物に誘われたという。そしてその後……女は泣き出しそうな顔で続けた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

118
夢草紙人情おかんヶ茶屋「優しい噓」7巻。やはり今回も、おかんヶ茶屋の女将お蝠さん中心に物語が進んでいないような気がするんですが?おかんヶ茶屋の居心地とお蝠さんの造る手料理は美味しそうですが。2017/02/22

izw

8
おかんヶ茶屋シリーズ第7巻。お糸と翔太、駒乃と兵庫介、お郁と寿屋、それぞれ変わった女と男の関係だが、それを取り持ち支える、お蝠やひぐらし店の住人たちの人情味が心地よい。2017/04/13

たーくん

7
心とお腹があたたまるお料理人情物語の好評第7弾。お蝠(ふく)が営む「おかんヶ茶屋」の惣菜は天下一品! 店に集うのは、ひぐらし店に住まう面々。つらくても悲しくても、仲間たちの支えと、おかんの一皿の惣菜が心を癒し、お腹を満たしてくれる。 2020/02/22

Suzu

2
随分と久しぶりにおかんヶ茶屋シリーズを読んだ。前は前巻までのあらすじが、くどいくらいに書いてあるのが煩わしかったが久しぶりに読むと、あーそうそう、そうだったとスラスラ思い出せて助かる。翔太の想い人のお糸は立ち直り茶寮をオープン。翔太の気持ちが届くといいな。孝一の母、お郁の旦那寿屋の死は辛いけど残されたものたちは悲しみに負けず前を向く。おこんは出産間近。喜びも悲しみもふんわり心を包んでくれる。こうしてひぐらし店はまた賑やかになる。そして次巻を読む。2017/06/22

シトラス

1
またしても間抜けなんだけど、沙影さんのその後と孝一のその後がわかってきた。 だんだん歳をとって順番に逝くのは自然なことなんだけど、やっぱりさみしいね。 お郁さんは寿屋を亡くしてから、どうなるのかちょいと心配だけれども、多分大丈夫なんだろうね。 2019/06/29

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