出版社内容情報
本書は、「ボクシングを日本で始めた人物は誰か?」を追う中で、一人の「主役」的人物に注目する。
それが「拳聖」ピストン堀口(1914?1950)である。日本チャンピオン、東洋フェザー、バンタム級チャンピオンでもあったボクシング黎明期のスター選手を通して日本ボクシングの歴史を俯瞰する。
「拳聖」と呼ばれた男に至る日本ボクシング事始!
木本玲一[キモトレイイチ]
著・文・その他
内容説明
気鋭の社会学者が明治・大正・昭和のボクシング史を通して、知られざる日本近代の一側面を明らかにする。
目次
第1章 ボクシングのローカル化を考えるために
第2章 ボクシングの流入(メリケンから柔拳へ;渡辺勇次郎の時代 ほか)
第3章 戦前のボクシング(ジム乱立時代;モダン文化とボクシング・ファン ほか)
第4章 戦中のボクシング(ボクサーとしてのピストン堀口;戦争とピストン堀口 ほか)
第5章 戦後のボクシング(復興とボクシング;回帰、あるいは新しい時代)
著者等紹介
木本玲一[キモトレイイチ]
1975年、横浜生まれ。東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程修了(学術博士)。相模女子大学人間社会学部准教授。専門は文化の社会学、社会調査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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