集英社コバルト文庫<br> 平安ロマンティック・ミステリー 嘘つきは姫君のはじまり 姫盗賊と黄金の七人(前編)

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集英社コバルト文庫
平安ロマンティック・ミステリー 嘘つきは姫君のはじまり 姫盗賊と黄金の七人(前編)

  • ISBN:9784086013109

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内容説明

「有子姫が、消えたはずの大姫を市で見かけた――。」そんな思いがけない報せを受けた宮子。神隠しを装い、身分違いの恋人と京を離れたはずの大姫が、なぜ市にいたのか――。真相を探るため、宮子は馨子たちと市に出るが、そこで偶然、美貌の女盗賊・竜田と再会する。大姫の恋人について何か知っている様子の竜田に協力を頼む宮子。しかしそれは、予想もしない大事件への入り口だった…!!

目次

序章
第一章 嵐のごとく奪うもの
第二章 百舌殿殺人事件
第三章 双調・からくり狂想曲(上)
第四章 双調・からくり狂想曲(下)
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

25
密室での神隠しによって行方不明になった親友、大姫の身を案じ、市へ出た有子姫が自分の育ちの良さと物の知らなさと至らなさに痛感して悩んでいる所は素敵だなと思います。姫盗賊の首領、毒殺→後継者を巡る宝探し→首無し死体=見立て殺人とミステリーに力が入っていて嬉しいです。真幸はまさかの女難(笑)文殊丸の正体にはあっと驚かされました。そういえばあの鬼は盗賊など朝廷の意向に反する者という意味も持っていますよね!そして次郎君はおっとりしているように見えて恋の道でもかなりの策士であることが判明。2012/05/22

葵@晴読雨読

17
大姫を市で見つけたという情報を元に、市に繰り出した宮子たち。しかしそこで事件に巻き込まれて…ミステリ色がかなり強め。2015/05/30

皐月

6
うわー、いいところで終わってる! 大姫を捜していたら何故か盗賊の後継者争いに巻き込まれた挙句に、宮子は馨子たちと離れ離れ。殺人事件はまだ続きそうだし、宮子の五衰探しも気になるしで早く続きが読みたい! 恋愛面は、意味深なあとがきが気になりつつも、次郎君と宮子のやり取りにニヤニヤ。蛍の宮も好き。2009/07/16

凍矢

5
ちょっと読むのに時間がかかりましたが、無事に読了しました!又しても竜田という女盗賊が登場しましたね。前後編のため、非常に気になるラストでした。自分としては、主人公と、次郎君のやり取りに惹かれましたが。さてさて、宝探しは、どうなるのかな?2018/11/24

初花月

4
宮子次々災難にぶち当たるな(笑)竜田好きw有子・馨子・竜田が女三銃士やと思うw次郎君のラブアタックにキュン死にw真幸目じゃない(笑)ヤバいwてか実は誰より本物のお姫様な有子の弱いとこが可愛すぎ☆真幸と合うやんw馨子の「最先端、今様の姫君」に爆笑wやっぱり一番カッコイイのはいつも馨子です♪2012/03/11

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