内容説明
感動の大団円から半年、ついにお騒がせ乳姉妹が帰ってきた! 次郎君のそばで生きるため、身代わり姫から「本物の姫君」になる決意をした宮子。いよいよ、入内と初夜を迎えることになるが、またもや大騒動が巻き起こる…!? “嘘姫”の愛すべきキャラクターたちの「その後」を描いた涙と笑いの短編集。
目次
夢見るころを過ぎても
ふつうの速さで歌うように
まんが版 尼姫さまがやってきた!
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅてふぁん
25
平安時代っぽい、ではなく、しっかり平安時代、おそらく村上天皇の時代が舞台で、藤原兼通、兼家(道長の父)など、実在の人物もたくさん出てくる。きっとこの登場人物は歴史上のこの人だ!と想像もできて、お気に入りの作品。完結後の短編集。香合わせの場面が読みたくて、再読。最後はいつもの通りドタバタになってしまうけれど、雅な雰囲気もちゃんと伝わってくるのがいい(笑)2016/11/12
poke
9
次郎君と宮子のことがひと段落したあとは、やっぱり有子姫のことが気になります!2015/09/17
しゃちおおかみ
7
集う人の仲良き事うつくしきかな、なお話でした。馨子様のお小遣い稼ぎ、私買いたいデス!。蛍の宮様、これから「自分のペースで」コトを進めるんですよね!?だから慣れない褒め言葉とか口にしたんですよね~♪、もう、期待してますよ!?(読めないんだろうけど・・・)。終わりがさびしい、次郎君と宮子の子供世代、ちい姫とか入れてちょっとだけ読みたい。もう一冊はまだチラ見だけど馨子様のその後はない??。2012/03/02
ぽいふるん
6
ため息出ちゃう。そしていつまでも幸せに暮らしました。だね もう一冊も楽しみ。2012/07/04
t-snow
6
宮子と次郎君の話は本編で十分かなと思ってたんですけど、いざ読んでみると楽しかったー。宮子の周りが賑やかなのが嘘姫だったんだなと最後に再確認。宮さまの男らしさもよかったです、いい夫婦になるんだろうと思わせてくれる2人でした2012/03/26