集英社コバルト文庫<br> 平安ロマンティック・ミステリー 嘘つきは姫君のはじまり 寵愛の終焉

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集英社コバルト文庫
平安ロマンティック・ミステリー 嘘つきは姫君のはじまり 寵愛の終焉

  • ISBN:9784086014373

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内容説明

『一生に一度の、ぼくのただひとりの恋人だ』妃になって欲しいと、次郎君からはっきりと求婚された宮子。藤壺の中宮が倒れるという不慮の事態に後宮中が騒然とする中、宮子は考えていた。次郎君がどれほど真剣に自分を想ってくれているか。そして、重大な秘密を抱える自分の存在が、彼にとってどれほど危険かを。後宮から――彼の側から離れることが、自分にできる唯一の選択ではないかと。

目次

序章
第一章 惑乱の嵐
第二章 後朝の別れ
第三章 風立ちぬ
尼姫さまがやってきた!
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

葵@晴読雨読

14
次朗君と宮子はどうなる?気になります!2015/06/12

さぁちぃ(積読本消化中…)

7
前の終わりがあれだってので気になって読んだら、切ない!!両想いなのに結ばれないとか、でも最終回に向けて一歩前進って感じ。今回の次郎君は、今までで一番押してたな、前回のヘタレはどこにいった(笑)てか次郎君って14か15じゃなかったっけ?凄いな。全体的に重い話しなんだけど、文殊丸が出てくるとほのぼのする、癒しです。宮子の決断がこれでいいのかは謎だけど、ちゃんと次郎君とは向き合って欲しいな。あとは読み切りを先に読んだ方が、本編分かりやすかったかも。2012/08/05

百合

6
うわーーん!せつないーー!何とかしてーーーー!(ノ_<。)2010/09/14

deltazulu

6
東宮の言葉攻めが何と……。暴走気味な東宮はさておき、愚かかもしれないと思うこともあるけれど、苦しく、それでいて幸せだという恋模様は、見ているだけでキュンとなる。ちょっと重いお話しだったので、有子姫の恋は嬉しく思いました。罪悪感を無くす為と言われたらアレだけど、何とか叶って欲しい。いったんは引いた宮子がここからどうするのか、東宮はどうするのか気になるところ。2010/08/01

むつぞー

3
巻末の読み切り短編を先に読むのが◎。後半で誰?とか考えちゃったもの。とはいえ、前巻の続きが気になりますもんね。知ってても本編から読み出したかもしれません。2010/09/14

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