内容説明
東京浅草の高層ホテル『ハイライズ下町』。午後6時5分、警備室に最初の殺人予告の電話が入った。宿泊客の一人を殺すという。どうやら本気のようだ。刑事上がりの夜間警備責任者・田辺素直は、アメリカ流のホテル専属探偵さながらに、独自に捜査に乗り出す。息詰まる30時間の始まりだった。(探偵は眠らない) ほかに「西連寺剛」シリーズなど名作も併録した傑作セレクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nemuro
44
「2003年10月20日初版1刷発行」。ブログ(アメブロ&ジュゲム)内を検索したがヒットせず。ブログの開始が2007年4月なので仮に刊行直後の購入であれば当然そうだろう。2004年4月まで勤務の富良野か、次の稚内時代の購入ということか。本文で527頁と超厚め。①表題作、②「ダウンタウンの通り雨」、③「まだ日が高すぎる」、④「おれの葬式」、⑤「双頭の毒蛇」、⑥「われら私立探偵」を収録で①と②の2篇が約2/3を占めている。<都筑道夫コレクション>のうちのハードボイルド篇。膨大なる都筑道夫のごく一端を愉しんだ。2026/02/27
KAZOO
30
都筑さんのハードボイルド系統ですが、どれも再読です。内容的には最近の同じ系統の話に比べると古臭く感じるかもしれません。ただ私は探偵のやりとりの会話とが気が利いていて読んでいて小気味よく感じます。2015/02/01
やらい
3
表題作の「探偵は眠らない」は全盛を少し過ぎた下町浅草のホテルと近隣に暮らす人々を描いた作品。淡々とだが、それでいてたくましく生きるおじさんたちがハードボイルドだ。都筑道夫のハードボイルド論評はハードボイルドの歴史も知れて面白い。2016/08/25
笹
3
見た目にはくたびれたおじさんを、かっこよく描いてしまう都筑氏の手腕は、さすがだ。2004/02/07
ばかぼんまま
2
ま、いいんじゃないでしょうか。




