光文社文庫<br> 侠気(おとこぎ)~般若同心と変化小僧(九)~

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光文社文庫
侠気(おとこぎ)~般若同心と変化小僧(九)~

  • 著者名:小杉健治
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 光文社(2015/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334769260

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内容説明

直参の谷地友次郎が何者かに殺された。柚木源九郎が調べをすすめると、その裏側に有力札差と棄捐令に関わる大きな闇が――。幕府による二万両の貸し下げがあった。この莫大な金子を、結城屋三津五郎が差配していたという。源九郎は、結城屋と懇意にしている侠気の辰五郎を訪ねるが……。男の器量の真っ向対決! 般若同心は真相を探り出せるか!? シリーズ新章開幕。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

115
般若同心と変化小僧 「俠気」9巻。シリーズ復活、般若同心も変化小僧も家庭を持ち守る者ができたか、切れ味が無くなったのか少し迫力がないが、これも歳重ねたからかな、次巻は迫力ある二人に期待。2015/09/22

Tatsuhito Matsuzaki

13
般若同心と変化小僧シリーズ第九作。 直参が何者かに殺され、その裏には幕府と有力札差との闇の繋がりが…。 事件解決の鍵を握っている大侠客の新門辰五郎と国定忠次の登場は、物語を新たなステージに導く予感がしました。 #市川団十郎 #新門辰五郎 #直参 #国定忠次 #上州赤城山 #侠客2022/04/15

いえのぶ

1
同心の子供と泥棒の子供が入れ替わって育って大人になり、同心の子は義賊、泥棒の子は同心となる。互いに助け合って悪を正していく。義賊の活動は一旦休止していたが、また再開するか?2015/10/02

FK

0
前作からもう三年。シリーズ物はコンスタントに出ないと、私などそれまでの流れをすっかり忘れてしまう。そういう意味でも、作家にとってはきつくてもルーチンワークが必要なのだろう。/政治が悪いと貧しい人々に真っ先に、しかも厳しくしわ寄せがいくものだ。それを何とかしてやりたいという気持ちを持てる人たちには、なかなか辛いご時世ではある。江戸時代も今も。そこで登場するのが義賊である「変化小僧」なのだが、その義挙を憎む政治は、なんと受け取った人間を罰するのだ。踏んだり蹴ったりだが、それがいつの世も為政者のやることなのだ 2015/12/28

犀門

0
#197★★★☆☆2015/10/06

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