祥伝社文庫 笛吹川殺人事件 旅行作家・茶屋次郎の事件簿

著者名：梓林太郎

祥伝社（2015/07発売）

• ISBN：9784396337636

内容説明

東京・日本橋の老舗デパートに勤める純礼（すみれ）が消息を絶った。
陶器展示即売会で出会った高名な陶芸家・能満院石舟（のうまんいんせきしゅう）の秘書になると言って家を出たばかりのことだった。
純礼の両親から捜索を依頼された旅行作家・茶屋次郎は、能満院の屋敷があるという山梨県石和を訪ねるが不在。直後、近くの笛吹川畔で若い女性の遺体を発見、茶屋は重要参考人にされてしまった。
苦境の中、純礼の行方を追う茶屋の前に、やがて陶芸家の驚くべき正体が浮かび上がってきた……。
瞠目必至のシリーズ第19弾！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[朝日]

感性の幅が広がった。シリーズで書いてる人っていいよね～

2018/12/22

[てん・てん]

かわいいオネエさんと茶屋が活躍するおなじみ殺人シリーズ。 山梨が舞台。旅情とお色気そこそこ・・・淡々とハナシが進む。 某・名探偵漫画もどきのお気楽ジョークがあり、ふんわか読める。しかし、落ちがやや強引。老舗デパートやりすぎ。遺族なら幇助か過失で提訴するぞ～って。

2012/07/30