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内容説明
[書籍版巻頭・巻末資料は電子版では未掲載です]西ヨーロッパの成立とカール皇帝の活躍の様子を描く。まんがで楽しく学べる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
66
世界史の勉強、やっとゲルマン民族の移動までたどり着く。フランク王国、カール大帝、ヴアイキング、教皇と人物も多く出てきて混乱、あんまり細かく読んでいくと行き詰まりそうササーッと流れをつかんで読了。子供向けの歴史漫画だけど子供が読んで理解するのだろうか?いやお前の勉強不足なだけだと天からの声が聞こえた^^2018/12/06
lily
9
中世ヨーロッパ編。中国の(良くも悪くも)単純な王朝変遷史に対し、皇帝と教皇のシーソーバランスで進んでいくところがややこしい。しかも本著に出てくるゲルマン人やノルマン人の王の名前が聞いたことのない人物のオンパレードで世界史教科書どころか詳説世界史の記述を軽く越えており、ややこしさに拍車がかかっている。自分は一応世界史プロパー(⁉)なので何とかついていけるが、少なくとも初見の小中学生には??なのでは…。あくまでも興味をかきたてることが目的であり、「この本を読んだから共通テストで点が取れる」と思わない方が良い。2021/03/08
Masakiya
6
注目は「第4章 ヴァイキングの活躍」。793年リンデスファーン島の修道院の略奪。878年アルフレッド王、デーン人のグルソムとウエドモア条約を結ぶ。885年ジークフリードとパリ伯ゴズランらとの間のパリ市攻防戦。860年アルナルソン、アイルランドに建国。などなど、山川の詳説世界史にも載っていない日本人が知らないヴァイキングの歴史が満載!すごいぞ学研!読後は頭の中で鳴り響く「移民の歌」とともに歴史観がプチ変わること請け合い。電子書籍なら18日までなんと270円でセールちうw2016/02/11
Mercy
2
375年以来のゲルマン民族大移動から、第一回十字軍が開戦するまでのヨーロッパ中世の700年がまとめられている。481年クローヴィスのフランク族統一、732年カール・マルテル率いるフランク王国がトゥール・ポワティエ間の戦いで勝利し、751年その子・小ピピンがカロリング朝創始。奪還したラヴェンナを教会に寄進。権威を高めた。その子カール大帝はキリスト教を強制しながら勢力を拡大し、ローマ皇帝に。ビザンツ帝国との拮抗、カノッサの屈辱、ノルマン王朝の成立や、ヴァイキングと、諸民族が入り乱れており、めまぐるしい。2016/05/15