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内容説明
[書籍版巻頭・巻末資料は電子版では未掲載です]アジアとヨーロッパの興亡と十字軍とモンゴル帝国を描く。まんがで楽しく学べる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
63
マホメット一族の子孫アッバースがウマイヤ朝をたおしアッバース朝ができる。キリスト教の聖地エルサレム奪回のためにキリスト教徒たちは十字軍を結成イスラム教徒と戦う。チンギス・ハンの登場と大帝国の構築。以後フビライ・ハンが南宋を滅ぼし中国を統一。日本征服を企てるも失敗。西アジアにおこったティモール帝国と帝国の衰退、オスマン・トルコの勢力が拡大ビザンツ帝国を滅ぼしヨーロッパへ進出。サラッとまとめたみたものの中身はすごく深い、それだけで本が一冊できるのだろうな。2019/01/04
lily
7
13世紀のハイライトである十字軍とモンゴル帝国の拡大。これに加えイスラムにおけるウマイヤ家とアッバース家の対立っぷりもムチャクチャ。イスラムや十字軍のように宗教の名を借りて行われようが、モンゴル帝国のように騎馬力で世界を席巻しようが、たくさんの人が死んだことは間違いない。版図を広げ、世界を征服し、その先に何があるのだろう。イエスは「剣を持つ者は剣で滅びる」と言っていたし、コーランでも信仰獲得の努力が大切で、戦争しろなんて一言も書いていないはずなんだけど。。2021/03/09
からすやま
0
高校の世界史だと端折られてた中世の西アジア・モンゴル史をガッツリ描いてくれるので、ありがたいし面白い。西から十字軍、東からモンゴル騎馬の二大蛮族の挟み撃ちで、世界一の文化都市バグダードが壊滅するの悲惨すぎる。十字軍は持ち帰った文献からルネサンスに繋がったけど、モンゴルはほんと無にしちゃったもんな。2020/12/16