内容説明
任務中に行方不明となり、死亡したと伝えられていたボンドが突然帰国した。報告を受けるMをボンドの銃が襲った。失踪中に洗脳されたらしい。ボンドの復帰を願うMは、再洗脳後“黄金の銃をもつ男”として恐れられる殺し屋スカラマンガの暗殺を命じた。この男こそ、西側の情報部員を次々と亡き者にしてきた宿敵なのだ。ボンドは身分を隠して敵の本拠地キューバに乗り込んでいく! 永遠の名シリーズの掉尾を飾る迫力篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せ〜ちゃん
15
★★★★ 007シリーズ長編小説では12作目、最終作。2020/12/15
い
2
掉尾を飾る。1話独立だがシリーズとして繋がっており、前作で終わってたらロシアに流れついておしまいだった。ナイトを辞退し、ヒロインをそばにのんびりと終わった今作が遺作でよかったのかもしれない。James Bond Will Return的な。ジェイムズ•ボンドにとって、同じ景色はいつでもあきがくる。World is not enough的な。◇映画版と違い、スカラマンガの銃は分解できず、車も空を飛ばなかった。ラストも決闘はなかった。でも乳首は3つあった。そこ拾う?笑2022/03/07
アーチャー
1
私が読んだのはポケミス版でした。いろんなことがあってやっと復帰を果たしたボンドの活躍が描かれたいます。このくらいのページ量のポケミスが懐かしいです。
はげ太郎
0
なんとなくボンドの良さを感じた一作。2015/11/28
ataka
0
ボンド・シリーズ最終巻。「二度死ぬ」のボンドは前半グダグダ、ラストは記憶喪失と、締まりがなかった。Q 課、003 など、忘れられた部署・人物も多い。最終巻には、懐かしいフェリックス・レイターが再登場。元秘書グッドナイトとのロマンスもある。ストーリーの流れも良かった。2012/05/04