ハヤカワ・ミステリ文庫<br> 007/サンダーボール作戦

個数:1
紙書籍版価格
¥814
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

ハヤカワ・ミステリ文庫
007/サンダーボール作戦

  • 著者名:イアン・フレミング【著】/井上一夫【訳】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • 早川書房(2015/02発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784151713538

ファイル: /

内容説明

核爆弾を搭載したNATOの爆撃機が、突如連絡を絶った。その直後、英国首相のもとに核爆弾と引き換えに1億ポンドの金塊を要求する脅迫状が舞い込んだ。署名はスペクター。悪の首魁ブロフェルド率いる世界最強の犯罪組織が姿を現わしたのだ。爆撃機の行方を追い、バハマへ飛んだボンドを待っていたのは謎の美女との危険な出会いだった!海底に展開するボンドとスペクター一味の死闘。冒険活劇の醍醐味あふれる第3弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

164
盗まれた原爆を取り返す!颯爽と登場するのはジェームスボンド。ボンドは意外に怒りっぽく無鉄砲なところも魅力的な主人公。小さなちょっかいもやり返さなければ気が済まない。絵にかいたような強いスパーヒーロー。敵は最大の敵スペクター、体が大きくスポーツ万能のラルゴ。海洋作戦となり水中での戦闘シーンが見せ場。ハバナの美しい海岸、美女と戯れ、フェリックスとはカクテル談義、全編に強烈な太陽と潮の香りが漂い雰囲気はばっちり。2021/06/09

A.T

20
スパイアクションの定番のシーンがここから始まった。今回は美しいビーチときらびやかで危うい雰囲気の漂うカジノを背景とした植民地バハナで、ボンドが海に潜って死闘を繰り広げる。ボンドガールの複雑な過去。戦争で家族を失った孤独で繊細な一人の女性として描かれているのが映画では味わえない深み。ボンドとはじめて出会うシーンと、その後の彼女の語りのキーアイテムがタバコというのも面白かった。ボンドとの濡れ場も映画で感じるものよりずっとエロティックに想像を掻き立てられるように描かれている。2018/09/17

せ〜ちゃん

18
★★★★ 007シリーズ長編小説では8作目。(短編を除いた順番)2020/12/12

あおさわ

10
最初の健康クリニックでの話がなんか長く感じましたが、 一応スペクターとの初接触という重要(?)なイベントだったんですね; そしてスペクターの一員で、一端海に沈めた原爆の引き上げ役のラルゴとの 読みあい探り合いが面白い。 が、金目当ての組織なので若干深みが足りないように感じました。 まだ初登場作品だからかな?クライマックスが水中船というのにちょっとびっくりしましたが、 音声のない激しい肉弾戦は意外に迫力が。そして今回のボンドガールも大活躍。セクシーかつかわいらしくも肝の据わった女性って。なにそれ理想すぎw2015/08/06

餅屋

5
シリーズ9冊目、第8長編▲連絡を絶った核爆弾搭載のNATO爆撃機。核爆弾と引き換えに1億ポンドの金塊を要求する脅迫状が舞い込む▼ブロフェルドの立身物語、スペクター設立秘話とお仕事まとめが面白い。膝の上に、真白でペルシャなニャンコはいないのかニャン。保養所で健康志向に洗脳される緩くコミカルな始まり。常夏の国では、懐かしのフェリックス・ライターの妄想がズバズバあたる。米海軍共同で宝探しと海賊もしないような海中戦で大活劇の大活躍。イタリア娘とのロマンスもあり上質なエンターテイメントに仕上がっている(1961年)2023/07/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/543424
  • ご注意事項

最近チェックした商品