ハヤカワ文庫JA<br> 宇宙軍士官学校―前哨―6

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ハヤカワ文庫JA
宇宙軍士官学校―前哨―6

  • 著者名:鷹見一幸【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 早川書房(2014/12発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150311742

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内容説明

地球防衛のための援助を得るため、ケイローンの首都惑星シュリシュクに到着した恵一たちを待っていたのは、“魂の試練”だった。同様の要請を携えこの星を訪れている他の28種族との3回の戦いの結果で、支援の優先順位が決まる! 最初の戦いはドローンを相手に戦う団体白兵戦。2回めは、選抜された兵士による機動戦闘艇を使った格闘戦(ドッグファイト)。3回めが、艦隊同士の機動戦であった。果たして恵一たちは、この試練に勝ち残れるか!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とろとろ

17
地球人類の優秀さを見せつけた痛快な宇宙活劇とでも評すればいいのか。地球はあっという間にアロイスと同等の立場にまで昇格した。次回はケイローンと同格にまでなるほど粛正者との派手な宇宙戦をくりひろげるんじゃないだろうかと期待。小賢しい政治戦略とか神経戦みたいな話よりも、こんなスーパーマン的な話があっさりしてて面白い。これぞスペースオペラの神髄、実に感動した(^o^)。2014/12/11

外道皇帝

16
地球に侵攻してくる粛清者への援軍をもらうための試験が始まった。初戦を予想外の好成績で突破した恵一たちは2戦目もトリッキーな作戦で勝利しケイローンに認められる。地球人優秀すぎて言葉も出ないわ。物語は進展していくもののいつものキャラたちだけが目立ってるだけで、新たなキャラとかもなくちょっとさみしい。新キャラも投入して広げてほしいところ。2014/12/31

ノリピー大尉

16
粛清者の侵攻から各惑星を護るための銀河文明評議会は、極度な階級社会であった。銀河文明評議会に迎えられた地球ではあったが、銀河文明評議会の支援を得るためには、他の星系種族との競争に勝ち残らなくてはならない。 「生存のための椅子は一つで、譲り合うことも、分け合うこともできない」(122ページ)。 地球人類の運命をかけた"試練"の後、粛清者の襲来を告げる警報が銀河全体に鳴り響く。  訓練のネタだけでよくぞ6巻まで引っ張ったものだと感心しつつも次巻が待ちきれない。2014/12/20

ひっと

15
派遣艦隊が「試練」という標題の模擬戦闘に臨んだわけですが。この模擬戦闘での徹底的な勝ちっぷりが爽快ですな。次の巻では,いよいよケイイチ達が第三国と申しますか他の太陽系への武力侵攻へ対応するために派遣されるのでしょうが,これは集団的自衛権にいうところの海外派兵そのものですわな。有無を言わせずに潰しにかかってくる粛清者に対しては,中立というスタンスが取れない以上,これはいたしかたのないことなのでしょう。この本は集団的自衛権というものを考えるにあたりまして,一つのきっかけにはなるかもしれませんですなあ。 2015/05/17

ひさか

11
2014年11月刊。シリーズ6作め。地球人類の試練が主題でしたが、調子が良すぎるくらいの流れで、進みます。早く次の展開に持って行きたいというところでしょうか。ならば、もっと簡単な記述で、端折ってしまえば、良かったような。次作が、とても気になります。2015/08/04

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