個数:
電子版価格
¥2,420
  • 電子版あり

THE UNIVERSE IN A BOX 箱の中の宇宙―あたらしい宇宙138億年の歴史

  • ウェブストア専用在庫が5冊ございます。(2025年06月03日 04時46分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 416p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784478112489
  • NDC分類 443.9
  • Cコード C0044

出版社内容情報

 ダークマター、銀河系、そしてブラックホールや量子力学の世界… 。あまりにも広大な宇宙全体を理解す
るには、理論だけでも限界があるし、LIGOのような最新の重力波望遠鏡を用いた観察も、宇宙のすべてを
見通すことなどは、とてもできない。
 こうしたアプローチでは「宇宙の様々な現象がどのように相互に作用することで 銀河系や太陽系や、ひい
ては地球上の生命を生み出すに至ったのか」という大きな問いへのアプローチが欠けている。
 そこに現れた救世主が、「スーパーコンピュータ」だ。理論と実験の狭間にたゆたう真実に、この“新しい物理学”がブリッジをかけた。
 本書は、いま、もっとも注目されている最先端・コンピュータシミュレーションを使った新しい宇宙学の世界に誘う。
 “宇宙全体のシミュレーション”システムを構築することで、ビッグバンからどのように現在に至ったの
か、新しい「宇宙の歴史像」を提示することができるようになりつつあるのだ。
 著者は、ロンドン大学(ノーベル賞受賞者29人を輩出)の宇宙学教授で、英国王立協会フェローでもある気鋭の研究者。わかりやすい語り口には定評があり、BBCやディスカバリーチャンネルなどテレビドキュメンター番組に出演。スティーヴン・ホーキングの世界的ベストセラー『ホーキング、宇宙を語る』の第3版では、付録6項目を執筆した。
 
 本作が初の著書となる。

内容説明

若き天才宇宙学者が描く最新のぶっとんだ宇宙論。全世界11カ国発刊のベストセラー!

目次

1章 空から銀河の彼方へ
2章 ダークマター・ダークエネルギー・宇宙の網の目
3章 銀河とサブグリッド
4章 ブラックホール
5章 量子力学と宇宙の起源
6章 考えること
7章 シミュレーション、科学そして現実

著者等紹介

ポンチェン,アンドリュー[ポンチェン,アンドリュー] [Pontzen,Andrew]
ロンドン大学の宇宙論の教授。英国王立協会ユニバーシティ・リサーチ・フェロー

竹内薫[タケウチカオル]
1960年東京生まれ。理学博士、サイエンス作家。東京大学教養学部、理学部卒業、カナダ・マギル大学大学院博士課程修了。小説、エッセイ、翻訳など幅広い分野で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件
評価
 

COSMOS本棚

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うえぽん

40
英国の宇宙論学者が幅広い層に向けて最新の研究動向を紹介した好著。コンピュータで宇宙全体をシミュレーションする手法を採るが、観察可能な現実の再現ではなく、現実を理解するためダークマター、ダークエネルギーという空想的要素の存在を必要とする。同時に2つ以上の場所に存在する量子の不確定性が宇宙の始まりや構造に影響を与えているとする。新しい証拠が既存知識に基づく確率を更新するベイズ統計学の考え方を使い、宇宙の組成、ブラックホールなど決定的証拠がない問題を分析。微小世界から宇宙全体までの壮大な議論に知的興奮を覚える。2024/12/24

ひさか

31
2023年6月Riverhead Books刊。翻訳したものを2024年7月ダイヤモンド社刊。シミュレーションによる宇宙の解析について面白く書かれている。人力、機械、コンピュータによる解析の歴史が面白い。そしてシミュレーションによる宇宙の創世の様子はダイナミックで楽しい。訳者あとがきにチラッと出てくるサブグリッドのコードも良い。索引の順序がおかしいのには笑ってしまう。も少しなんとかならなかったの?2024/08/31

特盛

26
評価3.6/5。著者は宇宙物理学者で宇宙の構造シミュレーションのスペシャリスト。宇宙論でのシミュレーションっていったい何やっているの?その意義(理論と実験のパイプ)や限界(近似と人の手による主観的な微調整)を現場ならではの視点で分かりやすく伝えてくれる。初期条件と計算性能が飛躍的に増した歴史、特に天気予報がこの20年くらいで激的にレベルアップした背景なども解説され興味深い。並行宇宙や世界シミュレーション仮説といった大胆な議論にも、著者は否定はできない、と一定の理解を示すのも面白い。まさにお仕事見学した感じ2024/11/24

coldsurgeon

11
最新の宇宙論と宇宙論シュミレーションの話であった。シュミレーションは、科学者が実験し、学ぶための研究室である。その目的は、再現ではなく、自然が宇宙をどのように形作ってきたかを理解することにある。シュミレーションの背景にある考え方は、宇宙論などの物理学では、科学的な予測を行うために物理法則を利用するというもの。科学は、その核心において、正しい説明ではなく、検証可能な説明を与えることである。箱の中の宇宙、それはシュミレーションにより宇宙を理解することであり、ダークマター、ダークエネルギーなどの概念が生まれた。2024/09/20

緋莢

10
図書館本。<コンピュータ上で宇宙全体をシミュレーションすることだ。その目的は、宇宙には何があるのか、それは どこから来たのか。そしてそれが地球上の私たちの生活にどのように関係しているのかを理解することにある。> 幼い頃、父のZXスペクトラム・コンピュータを見つけ、夢中になったという著者。父が持っていたカセットの一つにSatOrbというものがあり、それは初歩的な模擬実験プログラムで、太陽系の好きな惑星を選んで、その周りに人工衛星を打ち上げるというもので…著者は新進気鋭の宇宙論学者(コスモロジスト)で(続く 2024/12/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21996444
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品