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内容説明
時は1980年代初頭――近い将来、ひとかどの漫画家になってやろうともくろむ一人の若者がいた。男の名は焔燃。同級生・庵野たちの偉業に打ちのめされた焔はやっぱり漫画を志す！！再び原稿に取りかかる焔に、更なる衝撃が襲いかかる…！？自分がやりたいことよりも…とりあえず誰かに認められたい！！熱血芸大生の七転八倒青春エレジー逆襲開始！？…の12巻！！！！！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
くりり
33
「車田正美のベタを見習え!!」ベタはベタでも(笑)...ホノオはどこへ行く？2016/02/01
ぐっち
30
「今の誰？」神をも恐れぬ発言、恐るべし～！！「車田正美のベタを見習え!!!」でまたもや遠回り。でも近づいてきたような？あと「宇宙規模」のグラフ、笑っちゃいました。アニメのうる星といえば、ときどき金田的な動きしてましたが、ご本尊が作画してたんでしたっけ…？「メガネ…押井守…ビューティフルドリーマー…」また何か８０年代のアニメ知識が記憶の奥深くから蘇ってきて…。１１巻のコメでもダイコンⅢを熱く語っちゃいましたが、アニメに詳しかった時期は割と自分的に黒歴史なので、モユル君、いろいろほじくり返さないでほしいな。2014/08/13
トラシショウ。
26
積読消化。あだち充「タッチ」新連載の興奮冷めやらぬホノオを、庵野ヒデアキや岡田トシオらが創り上げたDAICONオープニングアニメのショートフィルムの衝撃が襲う。自主短編映画の主演女優・凩マスミとの出逢いは何をもたらすのか、MADホーリィの助言を完全に取り違えたまま、更なるあさっての方向へと進み出すホノオの迷走は止まらない。当時よほど衝撃的だったのか、かなりのページ数でコマ単位に至るまで如何に凄いかについて語られるDAICONアニメ解説回の熱量が(その脱力オチも含めて)とにかくスゴい(以下コメ欄に余談)。2017/09/02
ぐうぐう
22
名作ＳＦやアニメへの憧れをあからさまにコラージュしたDAICONⅢオープニングアニメが絶賛の嵐を受けるのに対し、同じく、傑作漫画を分析し、巧みに自作へ盛り込むホノオはなぜか浮かばれない。その残酷な落差は、笑いを誘発させるものの、人生の現実を痛烈に感じさせもする。高橋留美子×金田伊功＝亜月裕という方程式に代表されるように、ホノオの分析はいつも概ね正しい。ゆえに、哀しさが増すのだ（笑）。2014/07/18
Bo-he-mian
18
今でも憶えている。当時中学生のアニメ小僧だったジブンは、友人らとアニメ同好会を部活として作ってしまい、そんな時に「DAICONⅢOPA」というアマチュア制作のすごいアニメが話題になっているという記事をアニメ雑誌で見た時の衝撃を。当時は今のようにネットにUPして誰でもカンタンに観れるような時代ではなかったので、雑誌に掲載された静止画像を見ながら、動きを想像して悶絶した。ましてやそれを生で観てしまったホノオ君(島本和彦)のショックはいかほどのものか。それを誌上で延々と再現した、凄まじい巻である･･･(笑)。2021/05/08
