出版社内容情報
アメリカ合衆国憲法体制は連邦制(州政府と連邦政府の権限分配)の議論を中心に形成・展開してきた。その歴史を植民地時代から紐解き、さらに連邦最高裁でどのように解釈・運用され、連邦制が変化・発展してきたのかを明らかにする。
目次
第1部 植民地時代の連邦制の胎動
第2部 連合規約体制期のより確かな連邦制の胎動
第3部 アメリカ合衆国憲法体制における連邦制の形成
第4部 アメリカ合衆国憲法制定後の連邦制の発展
第5部 合衆国連邦制の停滞―トーニー・コートの虚像と実像
第6部 合衆国連邦制の再建―中央集権化の道程から揺れ戻しまで