天地明察(6)

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天地明察(6)

  • ISBN:9784063879667

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内容説明

日本独自の暦を作った男、渋川春海(しぶかわ・はるみ)の挫折と奮起の物語! ついに始まった改暦事業。山崎闇斎(やまざき・あんさい)、安藤有益(あんどう・ゆうえき)らに囲まれた充実の日々、そして不測の事態。だが春海の研鑽は止むことはない。己の想いと、己に託された数々の人々の想いを叶えるために。そして託された想いが今、一つ現実となる──。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

109
この作品読んでるとホント胸が熱くなる。夢や希望に突き動かされていく人の運命とか情熱、信念。春海の熱い想いはもちろんだけど、囲碁を通して春海に執念のある道策の、その想いの熱さにも同じものを感じる。思わず腐目線で見てしまいそうになるほど可愛い(笑)とにかく、長い歴史のあるものを塗り替えていく改暦。やはり一筋縄ではいかない難しさがあるよなぁと痛感した今回。あとがきで原作者が「原作の行間を描いていて素晴らしいぜ。もっとやれ。」と、その細やかさに唸ったと絶賛してるほどのコミカライズ。今後の展開も楽しみだ♪2014/04/30

momogaga

32
レンタル。改暦のビックプロジェクトは抵抗勢力が巨大すぎて頓挫してしまった。雌伏の時をどう過ごすかが大切です。2019/09/28

みか

31
今までとは表紙の感じが違うなぁと思っていたら、中の春海も大分いい顔になっていました。知哲に道策も一人前になりましたね。天体観測のシーンは映画を思い出して感慨深かったです。相変わらずことさん、可愛い。地の文でぽろりと出る京ことばがたまりません。光圀の悔しがりようもたまりません(笑。土御門の若君も登場し、次のターンへの期待が募ります。2014/03/24

ゐわむら2なつき

24
公家には一蹴されてしまった改暦であるが、一方で天球儀を完成させた春海。一歩ずつ一歩ずつ邁進するその様は実に素晴らしい。伊藤様の静かな笑顔が切ない。2014/05/11

ちるるん

13
公家と幕府と両方のメンツを立てながらの改暦は大変そう。天球儀ステキだなぁ。2014/08/06

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