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内容説明
「無印の商品は、高校生のころからちょくちょく買ってきたのに、いつごろからか商品もお店も少し面白くなくなって、一時離れたことも。でも、3,4年前からまた良くなってきたから、嬉しい」。
このコメントは、著者が無印良品の店舗でショッピング中の女性客にインタビューした際に、女性客が語ったもの。彼女がズバリ指摘するように、どこまでも伸び続けると思われた無印良品は2000年に突如売上高を大きく落とし、業界関係者を驚かせました。
本書では、同社がその後会社を挙げて様々な改革を断行し、見事2006年に過去最高益を達成するまでの過程を綿密に取材しています。
「なぜ、突如商品も店も面白くなくなったのか?」
「どうやって、再びお客に支持される無印良品になり得たのか?」
読みすすめれば、それらの答えが見えてきます。
無印ファンなら、ますます無印への信頼が増し、ファンになることでしょう。ビジネスマンなら、一度落ち込んだ会社の改革をいかに進めるか、具体的なヒントとなります。 無印良品についてのビジネス書は他にもありますが、同社のキーマン達への取材をもとにここまで詳細に分析した本は他にないはず。
自信を持っておすすめします!
(※本書は2006/11/1に発売し、2021/4/1に電子化をいたしました)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こだま
3
無印良品の歴史本。西友のプライベートブランドだったということを初めて知りました。2022/01/29
ishicoro
1
薄口の内容ではありましたが物流なり小売りに馴染みのない自分にはちょうどよい内容でした。小規模な時に最適と思う体制も企業が急成長するときには組織の構成を大きく見直す必要があるのだなというのがよくわかりますね。2014/10/26
はなまるこ
1
なんとなく利用してたんですが、この本を読むことにより無印良品って面白いと思うようになりました。無印の雑貨や洋服は可愛くておしゃれでよく買います。「生活臭はイヤだけど、生活美学は大切にしよう。」という田中一光さんの言葉。そうか、自分はこれを求めて買い物に来ていたのかもしれない。必要なものを買いに行くけど日用品もおしゃれに見せたい。無印に行く楽しみがまた一つ増えました。2012/04/01
ロキ氏
1
これを読んで良品計画にエントリーしようと思ったけど、すでに締め切られていたw2010/01/15
本の虫
0
電子書籍版読了。本の内容はさして真新しいことなく、面白味が無い。無印良品の歴史のおさらいであり、ビジネス本などとは呼べないレベル。また、電子書籍版はとにかく作りが荒く、ルビはカッコに入れて漢字の後に挿入されており読みづらい。また、序章から文字抜けが頻出。リフロー版、とタイトルでまで明記している割に雑なつくりにがっかりした。写真の入っている位置も不自然なら、目次のリンクもなく、電子版を購入する意味なし。2014/08/04