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内容説明
京で新妻との穏やかな新生活を送る春海(はるみ)に届いた、関孝和(せき・たかかず)の衝撃的な稿本。江戸では、義兄・算知(さんち)と本因坊道悦(ほんいんぼう・どうえつ)との勝負碁も決定。道策(どうさく)との真剣勝負も近いと見えた矢先、立て続けに幕府の大物から呼び出された春海は、ある重大な役目を担う事となる……。日本独自の暦を作った男・渋川(しぶかわ)春海、その生涯を懸ける大事業に着手!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
90
新婚の二人が初々しい。おことさんが静かに耳を傾け、夢を語る春海をみつめる姿がなんとも可愛くてよかった。それにしても、話運びが上手くてワクワクする。いよいよ改暦。ほんとうの物語はまだ始まったばかりなのだと思い知らされた。今後の展開もすごく楽しみ。2013/10/30
Mizhology
38
びっくりする展開とメンバー。ますます面白くなってきつつ、ほっこりする(*´∀`)2014/05/22
momogaga
32
レンタル。800年以上続いた暦を変える。とてつもないビックプロジェクトと言うことが少しは理解できた。このプロジェクトの壮大さに胸が躍ります。2019/09/28
みか
28
稀代の天才であるはずの春海が、何でこんなに可愛く感じてしまうんでしょうか。しかもことさんはその上を行く愛らしさ。この間の中でオールキャストが勢揃いし光圀、会津公が新参。高揚、急転直下、そして決意と、ジェットコースターのようにアップダウンする春海の心情が、のほほんとした雰囲気の中でいきいきと描かれて、つい一緒に涙したり。三途の川を渡る時、私の抱きしめたいものは何なんだろう。初出のおかん、好きかも。2013/12/25
ゐわむら2なつき
25
やはりコミックスで読むと流れが分かりやすくて良いなぁ。錚々たる面々が春海を推したときは泣きそうになる。改暦の儀、果たしてどう描かれていくのか楽しみだ。2013/11/15