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内容説明
忽鄰塔で暗殺されかけるも一命をとりとめ、冬越し村へ帰ってきた魔王。しかしそこではメイド姉が、葛藤の果てに旅立ちを選択しようとしていた。また、人間界では、マスケット銃を得た聖王国が不穏な動きを見せ――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
H29リオのカーニバル
43
旅立ちと絆、出会いと別れの交錯する1巻でしたね。象徴的なのがメイド姉の旅立ちと奏楽子弟との出会い。火竜公女の勇者との決別と青年商人との帰結でしょうか。心の翼が強く羽ばたく時、人はその場に留まることができないのでしょうか。物語が色とりどりの糸のように紡がれていて、とても心地よく話に浸ることができました。2014/05/28
exsoy
23
「己の運命に巡り合う」とか「生まれた時から世界に巻き込まれている」とか、テイルズのサブタイみたいだなw2014/11/15
こも 零細企業営業
20
原作3巻辺り。3人の弟子達の活躍。貴族子弟の扱いが雑wwそして、メイド姉がメイドを辞めて旅立つ。その後、姉弟子の吟遊詩人に会う。その後はこの2人が同じグループになって大勢力を作るんだよな。。そして中央ではマスケット銃の量産が、、そして商人の先物買いも火を吹いた。そんな中で、沈黙してた蒼魔族が地上の白夜の国に攻め込んだ。2020/06/06
あなほりふくろう
19
もう一人の勇者が魔王の元を旅立つ第10巻。印象深いのは勇者と火竜公女の決別のシーン。臆病者、たしかにそうかもしれないが、勇者のそれはもっと根深いところにある。2014/03/21
日奈月 侑子
13
火竜公女とメイド姉が頑張った巻、という感じでした。相変わらずひたすら不穏に動き続けている物語の端々でイチャイチャする勇者とまおーが本当可愛い。背中合わせで本を読んでるシチュエーションにによによ致します。もう、可愛いなあこの二人は。 「これは道違えたる妾からの最後の餞別。妾は幸せになりまする。妾は美しくなりまする。我が君と最初に呼んだ貴方様が振り向くたびに、後悔と妬心ではちきれそうになるほどに」の台詞と、その後の「この借りの返済は貴方様が幸せになる事でしか返せぬこと」が…彼女らしいというか。強いですね。2014/04/14