少年サンデーコミックス 今際の国のアリス（９）

著者名：麻生羽呂【著】

小学館（2014/04発売）

• ISBN：9784091245144

内容説明

字札の「げぇむ」を全てクリアした先に待っていたのは、絵札の人物と直接対決する「ねくすとすてぇじ」だった。今際の国の秘密を聞き出せないかとアリスが選択したのは「くらぶのきんぐ」。港湾施設に設置された「げぇむ」、「すうとり」の内容とは？そしてこの残酷な世界を司る者の一人「くらぶのきんぐ」は、何をアリスに語るのか？
週刊少年サンデー掲載、あのチシヤ最初の「げぇむ」を描いた特別編第4弾も全編収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[sin]

ゲームの中身がどうのこうのというより、毎回よく考えてあって単純に面白いと思うよ。人がそれぞれ生きることに意味を見いださなくちゃならないなんて思わないけど、極限の状況に置かれた時に自分という者が強く出て、生きることの意味もまた見直されるんだろうね？彼はそして作者自身どんな答えを見いだすのだろう？

2013/12/23

[柊龍司＠中四国読メの会＆読メ旅＆読食コミュ参加中]

本編が良いところで終わって、チェシャの特別編。人間いつ死ぬかわからないから本気で語り合うってのは、こんな特殊な環境でなくても当たり前なんだけど、その当たり前が出来ないからこそ、こういう漫画をドキドキしながら読めるんだよなぁ

2013/12/26

[yoshiki_hori]

本編、いよいよ始まる新たなステージ、その最初のげぇむ。相手が裏表なく正々堂々過ぎて、どっちが主人公だかわからなくなります。全裸の主人公なんてイヤですけど。そちらの成り行きも気になりますが、後半はチシヤの特別編。お題はブラックジャック。相変わらずの完成度。物語の構成、演出、ギミック、人間ドラマ、なにもかも一級品。この作者の頭のなかどうなってるんですか。チシヤとおばちゃんの最後の会話の余韻がいつまでも残ります

2021/09/22

[菜実枝]

ねくすとすてぇじ開幕なわけですが、いゃ〜、気になるとこで終わっちゃいましたなぁ！！ 最後のどうしてそうなったのかも次回に発覚かな？！

2014/01/07

[へな]

クラブのキングさん、大物でなかなかの素敵人物ですけど、裸族は風邪ひいちゃいますよ。しかし、本編はやっぱり面白い。この謎、緊張感たまりません。 外伝のほうも本編に負けないくらい面白くて最高です。 しかし、表紙のアンさんは結局出番無かったですけどね～。

2014/02/22